プレコ飼育に慣れたらぜひ挑戦してみたいのが繁殖ですよね。
プレコの中でも穏やかな性格で混泳飼育にも適しているブッシープレコを選べば、初心者の方でも繁殖させる事ができます。
ではプレコを繁殖させるために適した環境はどのように整えればよいのでしょうか?
調べてみました。
プレコが繁殖しやすい環境とは?
繁殖させる場合には、オスとメスのプレコだけを一つの水槽に入れた方が産卵しやすいので、産卵専用の水槽を用意してその中にオスとメスを2ペア一緒に入れましょう。
水槽のサイズは60cm程度が理想的です。
オスとメスのお区別の仕方は、オスの方がメスよりも体の大きいので、大きさで区別する方法が一番区別しやすいと思います。
それ以外にもオスはヒゲが多いという特徴もありますのでこちらも合せて区別して下さい。
産卵場所は「プレコマンション」と呼ばれるプレコ用の筒です。
プレコマンションは両方穴が開いているものと、片側のみ開いているものがありますが、繁殖させる場合には片側のみが開いているタイプのプレコマンションを用意しましょう。
産卵した卵が流れてしまうのを防ぎます。
両方開いているプレコマンションを購入した場合には、片側を閉じてあげれば使用する事ができます。
産卵したら卵を隔離箱へ移しますが、隔離箱はあらかじめ産卵した水槽と同じ水槽の中に設置しておきましょう。
卵から孵化する際に注意したいのが水質や水温の変化ですので、あらかじめ水槽内に隔離箱を設置しておけば水質や水温が変化する事なく元気に孵化できます。
また、孵化した稚魚は隔離箱に付着した苔も食べますので、苔を付着させるためにも産卵場所を設置する際に隔離箱も一緒に設置することをおすすめします。
孵化したら細かくしたプレコ用人工餌を与えますが、水質の悪化を防ぐため水質が悪化してしまうためにも残った餌や糞を残さないように取り除いてあげましょう。
まとめ
今回はプレコの繁殖に適した環境についてまとめました。
ブッシープレコの繁殖は上記の環境を整えてあげればより繁殖しやすくなりますので、ぜひプレコの繁殖に挑戦してみて下さい。