比較的飼育が簡単で、繁殖にもそれほど手間が掛からないといわれるコリドラスですが、だからと言ってほったらかしにしておいても勝手にどんどん増えていくという訳でありません。

どんな熱帯魚でもそうですが、産卵や孵化の環境を整えるための水質管理などはやはり大切です。

元気で可愛いコリドラスをどんどん増やしていけるよう繁殖方法について説明します。

コリドラス 孵化 期間 日数 水温

コリドラスを繁殖させるに

プレコと違って単独で飼育をすることは稀で、基本的に複数匹を飼育することが多いコリドラスは、ペアリングが比較的簡単にやりやすい部類に入ります。

もちろん、オスメスの判別をして必ずオスとメスが入っている状態を作っておく必要はありますが、その点さえ気をつけておけばペアリングについてはそれほど神経質になる必要はありません。

産卵について

コリドラスは産卵場所に主に水草を選びます。

水槽のガラス面に産卵することもありますが、卵を食卵から守るためには産卵箱に隔離することが望ましいので、卵を取り出しやすいように必ず水草を入れておきましょう。

そして、無事コリドラスが産卵したら、卵を産卵箱に隔離します。

コリドラスは、低温より高温に弱いと言われています。

卵も同様ですので、水温は25度程度を維持し、急激な水温の変化や水質の悪化が起きないよう注意します。

また、無精卵は水カビの原因になりますので全て取り除きましょう。

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孵化について

卵は、何も問題がなければ4日から1週間ほどで孵化します。

孵化までに掛かる期間は水温に左右され、低温だと孵化までの期間が若干延びる傾向にあるようです。

孵化直後の稚魚は、お腹についているヨーサックから栄養を摂取するのでしばらくの間は餌は不要です。

ヨーサックが無くなると餌を食べ始めますので、稚魚のサイズにあった餌を水質に注意しながらタップリと与えて育てます。

まとめ

複数匹を飼育するととても可愛いコリドラスは、ぜひ自らの手で繁殖させたいものです。

繁殖については、ちょっとした注意点を守れば比較的簡単なコリドラスですから、産卵の環境を整えてあげ、孵化して稚魚になるまで水温や水質にしっかり注意しながら、上手に繁殖させていきましょう。

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