今日も元気に泳いでいるかなぁーと何気なく水槽を見てみると…あれ？
ミドリフグが水槽や砂などに体をこすりつけている！
人だってかゆいこともあるし、ただかゆいだけかなぁと思っているうちにこすりつける回数も徐々に増えていくというこの行動、実は病気のサインかもしれないのです。
今回はミドリフグが体をこすりつける原因についてご紹介します。
ミドリフグが体をこすりつけるのはなぜ？
ミドリフグが身体をどこかに擦り付ける行動は「白点病」や「ウーディニウム病(コショウ病)」などの病気の初期症状である危険性があります。
白点病とウーディニウム病はどちらも白点が出る点について似ていますので、見分けについてご紹介します。
白点病はとてもメジャーな病気であるため、飼っているといずれなることもあるのではないでしょうか。
白点病の場合、身体を擦り付ける動作が見られたら既に体のどこかに白点ができていることが多いそうですのでよく観察してみてください。
治療に関してですが、淡水と海水では繁殖する白点病の病原菌が異なります。
淡水は水温をあげる、逆に海水では水温を下げると治療方法が真反対ですので、間違えた対処法をとると逆効果になる可能性があります。
よく調べた上で対処してみてください。
ウーディニウム病も体に白点が出る病気ですが、白点病よりも進行スピードが早いために、早期発見が重要な病気です。
ウーディニウム病の別名はコショウ病と言われており、粉をふったように白点が散らばることが特徴です。
ウーディニウム病も初期症状は体をこすりつける動作がみられますが、その時に白点が見られないことが多いそうです。
病原菌は淡水浴を行うことにより、駆除することが可能なようです。
もちろん他の病気である可能性もありますが、全く原因不明のこすりつけはウーディニウム病を疑って用心していてもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はミドリフグが体をこすりつける原因についてまとめてみました。
ミドリフグが体を擦り付ける動作を見かけたら、病気のサインかもしれません。
いつも元気に泳ぐ姿を見ていたいですよね。日頃からよく観察し、ミドリフグの健康を守ってあげましょう！
