ペットブームが近年当たり前になってきていますが、それでもマンションなどの集合住宅では大きな動物を飼うのは難しいという所も多いですよね。
しかし熱帯魚であればマンションなどでも飼育する事が可能であると、アクアリストは増えてきているようです。
そんな中でも愛嬌のある顔で人気のあるミドリフグを購入する人は多くいます。
そんなミドリフグを飼育する上で欠かせないアイテムの水槽選びについて調べていきましょう。
快適なミドリフグの水槽の大きさとは?
まずは一般的な熱帯魚で使用する水槽の大きさについて見ていきます。
中型のお魚であれば一般的に30cm(12L)の水槽に3匹は飼育が可能と言われています。
しかし熱帯魚の飼育が初めてである方などは、大きいものを選ぶほうが水質管理などが簡単にできるので良いかと思います。
ミドリフグはこの中型魚に分類されます。
ということは30cm(12L)の水槽に、3匹入れられると考えてしまうのですがミドリフグの場合は異なります。
その理由は、ミドリフグはもともと単独飼育に適してるお魚さんなんです。
デリケートな性格のミドリフグは餌や水質がしっかりと整っていないとストレスが溜まり、弱ってしまうのです。
また排泄物が他の大きさのお魚よりも多いミドリフグはすぐに水が汚染されてしまう原因にもなり、ストレスの原因になってしまうんです。
そのため30cmの水槽だとじつはミドリフグ1匹が限界なのです。
さらに35cm(18L)であればギリギリ2匹、40cm(22L)でやっと2匹が飼育可能の大きさになります。
ミドリフグを飼育している人に多くある悩みとして、複数匹を一緒に入れた事によって尾びれが噛まれてしまったり、ストレスで体表に異変が起こったりすることがあるそうです。
初心者の方であれば、大きめの水槽を選ぶことの他に、デリケートな性格のミドリフグさんをまずは単独飼育してみることをオススメします。
まとめ
今回は集合住宅での飼育も可能で、見た目も可愛いミドリフグの水槽選びについて考えてきました。
一般的な中型魚と同じ水槽ではストレスが溜まってしまうことが多くとってもデリケートな性格のミドリフグ。
アクアリスト初心者さんには水槽は大きめを選ぶことと単独飼育に適しているということをしっかり考慮して心地の良い環境で飼育し、その可愛さに心癒やされてください。