熱帯魚の中でもとても馴染み深いのが映画にもなった“カクレクマノミ”ですよね。

そんなカクレクマノミを水槽で飼育している際に口に何やら白い異変が起きることがあります。

今回はカクレクマノミの口に起こった白い異変について調べて行きましょう。

カクレクマノミ 口 白い

カクレクマノミの口が白い!?

カクレクマノミ口が白くなる異変の原因は“リムフォスティス”と呼ばれる病気によるものだと考えられます。

リムフォスティスというウイルスが感染して、口だけではなくヒレなどにもフワフワとした白い綿状の病巣ができ、これが原因となって餌を食べれなくなり、そのまま呼吸ができなくなってしまうと言う結果になります。

別名や通称は“カリフラワー病”と呼ばれています。

フワフワとした白い綿状のかたまりがカリフラワーのように見えるからなんだそうです。

原因として考えられるのはストレスや水質の悪化などが原因と考えられ、また水槽内にある岩などに身体が擦れた時に体表に傷ができ、リムフォスティスウイルスに感染することもあるそうです。

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カリフラワー病はそのままにしていても完治はすることもあるようですが、放っておくことでもちろん命の危険も伴いますし、他の個体にも悪影響を与えることになりますので対処が必要になります。

やはりすぐにでもどうにかしてあげたいと思いますもんね。

そんな時には淡水浴をさせましょう。

2分間ほど入れると個体は横たわります。

直接魚に触れて優しく絶対に傷をつけずに体からその白いフワフワを取り除いて、今度はまた海水に戻れるように徐々に慣れさせていき、元の水槽に戻してあげましょう。

予防するには水質の管理やカクレクマノミの身体に傷がつかないような工夫をしてあげることが大切です。

しっかりと観察をして変化に気づいて対応してあげましょうね。

まとめ

今回はカクレクマノミの口に現れた白い異変について調べてきました。

白い異変は通称“カリフラワー病”というウイルスによるもので、フワフワとした綿状のかたまりです。

水質の悪化やストレス・体表が傷つくことでも感染するので、普段からしっかりと水質の管理を行い放っておかずにできるだけ対処してげることで他の個体への影響も少なくできます。

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