黄色やグレーの地色に星のような模様がきれいなギンガハゼは飼いやすい海水魚の一種です。
飼いやすいといっても病気をしたり、食欲がなくなったりと心配のタネはつきませんね。
どんな病気があるのでしょうか。
ギンガハゼの白点病について
白点病は名前の通り白い点が体にできて弱っていく病気です。
原因は白点虫という小さな虫が、体表に付きます。
この白点虫はどこにでもいます。
人間の目では確認できないほど小さな虫です。
元気な魚であれば防御作用があるので虫が取り付けないのですが、免疫力の落ちた魚では餌食になってしまいます。
その他の病気
ギンガハゼは丈夫な魚ですので、白点病以外にこれといった病気はあまりないようです。
混泳している魚から病気をもらったりすることもあるので、ギンガハゼだから大丈夫ということはありません。
クマノミがかかりやすいトリコディナ病や、エロモナス菌が原因で起こるマツカサ病など病気の原因となる菌や虫がいる限り、安心はできません。
病気を予防するために出来ること
海水魚は、水質管理を怠ると水質悪化のために魚が弱り病気にかかりやすくなります。
自然界の海はとにかく広いので、毒素があってもすぐに薄くなります。
水槽の中ではそういうわけにはいきません。
ですから、水換えは淡水水槽よりもこまめにする必要があります。
そして強い個体を作ることも大切です。
強い個体を作るためには栄養価の高い餌を与えるのも良いでしょう。
海水魚が病気になる原因としてストレスや餌を食べないこと、ケガなどをして体力が落ちることが上げられます。
また、体力が落ちた魚に病気が順に取り付いていき水質が悪化します。
そうなると悪循環が起きてますます病気が蔓延することになります。
体力のある魚が多いと多少の水質悪化では病気が起こりません。
管理も大切ですが、体力のある個体を作りましょう。
まとめ
熱帯魚は手間とお金がかかる趣味だと聞いたことがありますが、本当に大変だなと思います。
その手間とお金の替わりに癒しを受けとるのは、とても大きなものだとも思います。
ホテルのラウンジなどで優雅に泳ぐ熱帯魚を見ると、どれくらいの手間がかかっているんだろうかとも考えてしまいます。
それでも泳ぐ宝石のように美しい魚たち。
いつまでも元気で、癒しを与えてくれますように。