その見た目は「天使のよう」と言われ、多くのアクアリスト達の心を癒しているミドリフグ。
しかしフグという名だけあってその毒性は強く単独飼育をしたり、水質や餌やりなど細かな配慮が必要なデリケートなミドリフグ。
大事に世話をしていてもある日「尾びれが曲がっている!」といった異変に気付いたことはありませんか?
これは病気なのでしょうか?!
尾びれが曲がってしまたときの対策方法はあるのでしょうか?
調べてみました。
尾びれが曲がるのは病気?対策はあるの?
実はミドリフグ、尾びれを脇腹に尾びれをくっつけるようにして90度くらい曲げボールのようになって泳ぐのはよく見られる光景なんです。
尾びれが曲がる原因はもともとフグの仲間であるミドリフグは胸鰭でホバリングするように泳ぐのが特徴なので尾びれでバランスをとって片方に曲げて泳ぐそうです。
餌を食べた後にはよくこのように尾びれを曲げて泳ぐようで、曲げる方向も右側だったり左側だったりするようです。
尾びれが曲がっていても、元気に泳いでいるようなら特に対策を考える必要はなさそうです。
しかし、尾びれが次のような場合は病気である可能性があり注意が必要です。
尾びれが白い場合は?
尾びれが白くなっているのは水が汚れていたり、水の比重が適切でない場合に起こる『尾ぐされ病』である可能性が高いです。
尾びれが白くなっていることを確認したらまずは水質・水温などを適切な水質に変える事によって防ぐことができる病気です。
白い斑点が出る場合は?
これは各ヒレに出る白い斑点は『白点病』である可能性があります。
この白点病は人間でいえば風邪のようなもので、水温が急に下がったりあがったりすると起こりやすくなります。
薬浴をすることによって元気になるようなので、毎日全換水して薬浴治療をしてあげましょう。
まとめ
アクアリストの心の癒しとして有名なミドリフグの尾びれが曲がるのは病気なのか、対策はあるのかについて考えてきましたが、もともと尾びれを曲げボールのように膨らんで泳ぐのがミドリフグの特徴で特に心配する必要はないことが分かりました。
また尾びれに関する注意の必要な病気についても挙げました。
水質や餌やりなどに注意の必要なミドリフグですが手をかけてあげる分、可愛さが増しますね。