ピラニアと言えば、映画で人を襲うモンスターとして登場することもあり知っている方も多いと思います。
ではティラピアという魚はご存知でしょうか。
また、コロソマという魚はどうでしょう。
この二種の魚はピラニアと外見がよく似ている魚です。
今回はピラニアとティラピアやコロソマとの違いについてまとめてみたいと思います。
ティラピアとピラニアの違いとは?
ティラピアというのは、スズキ目カワスズメ科に属している魚の一部を表す和名のことを指します。
ピラニアとも似ていますが、どちらかといと鯛によく似ています。
ティラピアとピラニアをよく見てみると、ティラピアのほうが鱗の筋がはっきりしているように見えます。
ぱっと見は似ているかもしれませんが、しっかり見れば見間違うことはないのではないでしょうか。
内面的な違いはその食性によく表れています。
ピラニアは皆さんもご存知のように肉食です。
飼育下でも指に噛みつかれることがありますので注意が必要です。
対してティラピアは雑食で、口に入るサイズのものなら動植物問わずに何でも食べてしまいます。
コロソマとピラニアの違いとは?
コロソマというのは南米のアマゾン川などに生息する淡水魚です。
食用魚としてよく知られています。
コロソマはピラニアとよく似ていますが、サイズはまったく違います。
コロソマは最大で全長100㎝をこえるほどの巨大な魚です。
ピラニアは大きい種でも50㎝程度ですので、コロソマのほうがかなり大きいことになります。
食性はピラニアと違い肉食性ではなく、植物質を好む雑食性で、このあたりも大きな違いと言えるでしょう。
野生のピラニアは共食いを避ける性質があり、その性質を利用してピラニアからの攻撃を避けるためにピラニアと似たような外見をしていると言われています。
まとめ
今回はピラニアとティラピアやコロソマとの違いについてまとめてみました。
ティラピアはしっかり見ればピラニアとは結構な違いがあることが分かります。
コロソマに関しては写真などではかなりピラニアと似ていますが、サイズが全然大きいので並べてみれば全く違う魚であることは明らかです。
両者とも並んだ状態であれば見間違えることはないでしょう。