もともとは東アジアや西日本を中心とした河川に生息している川魚のオイカワですが、雄の見せる色鮮やかな婚姻色に注目が集まり、観賞用に水槽で飼育するようもになりました。

観賞用には金魚や熱帯魚といった魚もいますが、川魚であるオイカワには混泳が可能な熱帯魚はいるのでしょうか。

今回はオイカワと混泳可能な熱帯魚について調べていきたいと思います。

オイカワ 熱帯魚 混泳

オイカワと混泳できる熱帯魚

オイカワという淡水魚はもともと河川の中流から下流に生息し、全長15cmほどにまで成長します。

自然界ではカワムツやアユと共存しており雑食性で赤虫やミミズ、藻、水草などを餌としているので他の魚の捕食はなさそうです。

生息してきた環境の違いから高温でも平気な熱帯魚に比べオイカワは低温を好み、30℃を超えてしまうと弱ったり亡くなってしまう危険性もあります。

オイカワは温厚で臆病な性格ではありますが、ある程度成長すると縄張りを主張しほかの魚を縄張りから追い出すために攻撃することがあるので、オイカワの大きさと同じくらい、又は少し大きいサイズの熱帯魚を混泳させるとよいでしょう。

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熱帯魚のなかでもオイカワとの混泳は同じコイの仲間に属しているサイアミーズフライングフォックスがおすすめです。

身体に黒い一本線が入っており、コケや苔を食べてくれることで有名な熱帯魚でオイカワより若干小ぶりな魚です。

普段は水槽の低層にいますが、びっくりしたときなどは機敏な泳ぎをみせ、オイカワ同様思い余って水槽からジャンプしてしまうことがあるので、水槽に蓋を付けておきましょう。

サイアミーズフライングフォックスに似た種類の熱帯魚も出回っていますが、サイアミーズがつかないフライングフォックスは成長してくにつれ苔を食べなくなってしまうようですので、水質管理もかねて混泳させる場合には名前に気を付けてください。

まとめ

以上がオイカワと混泳できる熱帯魚になります。

しかしできれば混泳ではなく川魚は川魚と、熱帯魚は熱帯魚で飼育することをおすすめします。

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