ハリセンボンはフグとよく似ていて同じように毒を持っているんじゃないかと思う人も多いんではないかとおもいます。

ハリセンボンと言われるくらいだから針に触れたらタダじゃすまないのではないかといった疑問に対してや食べても大丈夫なのかどういったことや、どんな部分に毒があるのかについて書いていきます。

ハリセンボン 魚 毒

ハリセンボンは毒を持ってるの?

フグによく似ているハリセンボンですが、トゲには毒は無いですし、身や皮にも毒は無いです。

なのでフグの調理師免許がなくても調理ができます。

沖縄ではアバサー汁としてハリセンボンを入れた味噌汁の事をそういっているそうです。

肝や皮にも毒は無いといわれており、例外的に卵巣や卵には毒があるそうで卵は食さない方がよさそうです。

ある例ですが、素潜りで捕まえたハリセンボンを味噌汁にしたそうです。

卵巣と肝臓がみっちりと詰まっているハリセンボンだったそうで、すべて鍋に入れて味噌汁にして美味しくいただいたそうですが、そしたらなんの前触れもなく鼻血を噴射したとのこと。

このようになった原因として卵は食べてはいけなかったのではないかと思ってしまいます。

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強壮効果が期待できるハリセンボンですが、料理にすると意外とうまいといわれています。

お腹の部分はほとんど皮なので食べるところは少ないですが、白身魚で味はよく味噌汁にして食べると旨みたっぷりのダシが出るそうで、大型の物であれば鍋料理・味噌汁・唐揚・刺身などの食用になるそうです。

調理の際には針には注意が必要です。

皮ごと剥いでツルツルにして調理します。

ハリセンボンのトゲには毒はありませんが鋭いトゲは注意が必要です。

調理になれた人や強者ですとニッパなどでパチパチと切って調理される方もいるようです。

ハリセンボンは口の中に鋭い歯を持っているので、生きている場合はそれにも注意が必要で食性は肉食性ですので強靭な歯で貝やウニ、カニなど甲殻類も捕食します。

丈夫な歯でウニなどの殻もかみ砕いて食べてしまいます。

かみ砕くほどの歯と顎を持っているという事は私たちの指も噛まれたら相当痛いでしょう。

間違っても歯の鋭いハリセンボンの口には手を持って行かないようにしましょう。

まとめ

ハリセンボンの針には毒はありませんので、トゲに刺さっても毒によって何かなるという可能性は少ないですし、ハリセンボンは沖縄の方では食用としても食されておりアバサー汁という味噌汁として食されることもあります。

皮や身、肝にも毒は無いですが、卵や卵巣にはまれに毒があるそうですのでそこは注意して下さい。

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