ベタはコップでも飼える熱帯魚といわれ、ホームセンターなどでは小さなビンの飼育セットに入って展示されている姿をよく見かけます。

比較的飼いやすいということで、オシャレなイメージを持っている方は少なくありません。

しかし、ビンやコップなどでベタを飼うことは初心者には難しいと言わざるを得ません。

まずは、ガラスやプラスチック性の水槽で飼育されることをお勧めします。

ベタ 底砂 必要

ベタの水槽に底砂は必要?

水槽の底砂についてですが、正直言って、いる派といらない派に二分されています。

何故なら適度な砂はバクテリアを育て、水を清潔に保つことができるからです。

お掃除がまめに出来て、水を定期的に換えるのに慣れた方は底砂を入れて楽しんでも良いと思われますが、逆に掃除が苦手で熱帯魚等を初めて飼う方、水槽の水換えが苦手な方は、底砂は入れず、水槽をクリアにしておいた方が無難でしょう。

ベタの水槽の掃除は2つポイントがあります。

まず、毎日、ベタのフンをスポイトで吸ってこまめに取り除いてやること。

そして、1週間から2週間に1度(水槽がとても小さい場合は3日に1度)4分の1ずつカルキ抜きをして温度を一定に保った水を入れ換えてやることです。

しかし、水槽の掃除をする際、底砂を入れていると、スポイトで吸ったり、水換えをする際に、どうしても砂も水と一緒に取ってしまうので邪魔になってしまいます。

それが苦にならない方は底砂を入れて良いと思いますが、初心者の方は、まず慣れるまで、水を清潔に保つ意味でも、底砂入れない方が良いでしょう。

フンがたまっているのが一目で分かるため、底砂がない方が管理しやすいのです。

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ベタの底砂の選び方

ベタの水槽に底砂や石を入れて、アクアリウムとして楽しみたい方は多いでしょう。

しかし、底砂や石なども、ベタの飼育には注意が必要です。

ベタは弱酸性の水質を好みます。

そのため、水槽の底砂の種類は、水を弱酸性に保ってくれる物が良いと言えます。

ソイルがお勧めですが、ベタの砂として売られているグラスサンドや田砂でもOKです。

水槽の彩りを楽しみたい方は好きな色のなソイルやグラスサンドやを入れてみると良いでしょう。

ベタの寝床に水草を入れるので、ソイルなどがあった方が、バクテリアが育ちやすいです。

ただし、ベタのヒレを傷つけてしまう可能性がありますので、メダカなどを飼うのにポピュラーな、大磯砂は使わないようにしましょう。

また、水槽に置く装飾品はヒレを傷つけないようなものをお勧めします。

角のある水晶や大きな石、流木を入れるのは避けましょう。

まとめ

ベタを飼うのに底砂が必要かどうかは悩むところです。

底砂が必要かどうかは、水槽の掃除がこまめにできるかどうかで決まります。

なぜかというと、ベタにとって水質は健康に直結しますので、丁寧な管理が必要になってくるからです。

底砂は水換時の邪魔になり、 お掃除にかかる手間が増えます。

楽に綺麗にしたい方は砂底はない方がよいでしょう。

綺麗な砂を選んでオシャレに飼いたい方は掃除を怠らない事が大切です。

あなたに合った飼い方を選んで、ベタのいる生活を楽しんで下さい。

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