熱帯魚の飼育に濾過機は必需品ですが、プレコの場合必要不可欠といっても過言ではありません。

観賞用の魚の中でもプレコは水を汚しやすい魚!

その理由と濾過機が果たす役割についての考察です。

プレコ 飼育 濾過

プレコの飼育に濾過は必要?

水槽のガラスについた藻などをこそげ取って食べることから、水槽のお掃除屋さんとも言われているプレコですが、そのお掃除屋さんそのものがとても水を汚しやすい魚なのです。

雑食で大食いなので水草などがあれば全部餌になってしまいます。

流木なども食べます。

底に張り付いて生活しているので、他の魚が食べ残して沈んだものもしっかり食べてしまいます。

ということは必然的に糞の量がとても多い!長―い糞が漂っていたり、その辺にまきついていたり。

ですからどうしても水の汚れ方が早いのは避けられないのですね。

しかも水質悪化にとても弱い魚ときている。

ということで良い水質を保つため、濾過機は必須アイテムになるのです。

濾過機には外部式フィルターと上部式フィルター、外掛け式フィルター、底面フィルターがあります。

外掛け式はろ過能力が低いので、プレコのような魚には不向きですね。

底面フィルターは水槽の底に引いてから上に底砂をかぶせるタイプのフィルターですが、こちらは底の方で生活するプレコにとっては一見都合が良さそうなのですが、メンテナンスが大変!

頻繁に手をかけなければいけないプレコを飼うにはちょっとしんどいということになりそうです。

ということで上部式と外部式ですが、どちらがいいかというのは水を汚す魚の場合悩みどころです。

外部式の方がろ過能力に長けているので水質保持という意味では良いのですが、同時にプレコの場合頻繁に汚れ具合をチェックしなければならないことと水のお手入れ回数の手間を考えると、ろ材を交換しやすい上部フィルターの方が適しているという意見が圧倒的に多いのです。

また、プレコは溶存酸素(水の中に含まれる酸素)の多い水が必要な魚でもあります。

上部フィルターだと水に酸素が取り込みやすい仕組みになっているので、その面でも上部フィルターの濾過機が好まれる理由になります。

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まとめ

水質に綺麗に保たなければいけないプレコですが、種類も多く様々な大きさもいることから、それぞれ水の汚れ具合も違います。

飼う種類によって濾過機のタイプは考えた方がいいようですね。

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