エンゼルフィッシュは中型の熱帯魚としては飼育しやすい熱帯魚です。

しかし、繁殖をさせる場合はどうでしょか?

産卵したらエンゼルフィッシュ任せにしておいていいのでしょうか?

ここではエンゼルフィッシュの繁殖のやり方を見ていきましょう。

エンゼルフィッシュ 繁殖 時期 難易度

エンゼルフィッシュの繁殖の時期は?

エンゼルフィッシュの繁殖は生後10ヶ月頃から可能になります。

繁殖方法は自然交配で出来ます。

エンゼルフィッシュを繁殖させるにはまずペアを作らなければなりません。

ペットショップや熱帯魚屋さんでエンゼルフィッシュを数匹購入します。

このとき綺麗な形のエンゼルフィッシュを買うと全部オスなんていうことが起こります。

これは幼魚の時はオスのほうが形が良いからです。

ショップで売られているエンゼルフィッシュはだいたい生後4ヶ月くらいなので、飼育して6ヶ月くらいたつと繁殖可能になります。

エンゼルフィッシュはペアになるとお互い寄り添うように泳ぎ他の魚が自分達の縄張りに入ると威嚇して追い払います。

ペアになって2週間くらいたつと産卵を始めます。

エンゼルフィッシュは一度ペアになると1週間から2週間おきに卵を産むようになります。

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エンゼルフィッシュの繁殖は難易度で言うと難しい!?

エンゼルフィッシュは産卵すると卵の周りに張り付いて卵にヒレで水流を送るようになります。

この作業はオスメス交代で行われます。

しかしエンゼルフィッシュはちょっとしたことで、例えば水槽が暗くなったりしたり、大きい音がしたりすると、育児を放棄して卵を食べてしまいます。

ですからエンゼルフィッシュが産卵したら卵だけ別水槽に取り出し孵化させることの方が容易です。

卵を取り出した別水槽では卵に水流がいくような所に卵を置いて、水流口には茶こしやストッキング等でカバーをします。

これは卵が流されたときや孵化した稚魚が吸い込まれないようにするためです。

産卵から3~4日すると孵化が始まります。

孵化が始まってから1週間くらい稚魚は卵にとどまるので、卵から離れたら稚魚を別水槽にうつしてあげます。

卵から稚魚が離れるまで水槽の掃除はしません。

まとめ

エンゼルフィッシュは産卵までは比較的簡単に行えることがわかりましたね。

ただ産卵してから孵化までは自育させるのは水槽での飼育環境下だと難しいと思います。

ましてや混泳水槽などでしたらいっそう難しくなると思います。

卵をちゃんと孵化させたいのならやはり卵だけ取りして孵化させる方法が良いのではないでしょうか。

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