ピラニアといえば皆さんはどんなイメージを持っているでしょうか。
おそらくとても攻撃的で危険な魚というイメージが強いのではないのでしょうか。
映画などで人間を襲い、亡くなるシーンもあるのですからそのようなイメージが定着するのも無理はないことだと思います。
しかしピラニアは本当に人間を襲うような魚なのでしょうか。
今回はピラニアと人間の関係や人間に与える危害についてまとめてみたいと思います。
ピラニアによる人間への被害について
凶暴で獰猛というピラニアのイメージは間違いではありません。
飼育している人間の指に噛みついたりしたりもします。
しかし基本的にピラニアは臆病な魚です。
自分より大きな生物には基本的には襲い掛かったりはしません。
野生のピラニアが群れで生活をしているのも、その臆病な性格が理由とされています。
ピラニアは言うまでもなく肉食性の魚ではありますが、小型の魚や川に落ちたひな鳥などを捕食して生活しています。
人間をみかけても基本的には襲い掛かったりはしないでしょう。
しかし、現実に人間がピラニアに襲われるという事例もあります。
ピラニアには血のにおいで興奮し、凶暴になるという特徴があり、これが、人間が襲われる原因になっています。
群れ全体が血のにおいにより興奮状態になると、ものすごい勢いで何匹ものピラニアに襲われることになるため、映画のように命を落とすこともないとは言い切れません。
ピラニアの生息する川などに入る場合は、体に傷がないことに注意してから入らなければなりません。
傷のない健康状態の人間がピラニアに襲われるという前例もないことはないのですが、基本的には出血していなければ襲われないと考えてよいでしょう。
まとめ
今回はピラニアによる人間への被害についてまとめてみました。
日本にはピラニアは生息していないため、あまり考えることもありませんが、ピラニアは興奮状態でなければ、臆病な性格の魚なので、それほど危険な存在ではないようです。
しかし人間に噛みつくこともないわけではありません。
ですので、ピラニアを飼育している方には十分に注意をしてほしいと思います。