オトシンクルスは初心者でも飼育がしやすい魚として大変人気ですが、基本的には繁殖させるのは難しい魚であります。
しかし、オトシンクルスの中にも比較的繁殖のしやすい種類というのが存在します。
その中でも繁殖に成功したケースが多く、オトシンクルスの飼育の初心者でも簡単に繁殖させることができるのがオトシンネグロという種になります。
今回はオトシンクルスの繁殖とその方法についてまとめてみたいと思います。
オトシンクルスを繁殖させて飼育する方法
先ほども申しましたように、オトシンクルスの繁殖に挑戦する際は、オトシンネグロというオトシンクルスの中でも比較的繁殖のしやすい種を選ぶことをオススメします。
それ以外のオトシンクルスは繁殖の成功例も少ないので、初心者はもちろん、ある程度オトシンクルスに詳しい方でもかなり難しいと思われます。
当たり前のことですが、繁殖させるにはオトシンネグロのオスとメスを同じ水槽で飼育する必要があります。
オスの体はすらっとしていますが、メスは体内に卵を抱えているため、オスに比べておなかのあたりがふっくらと膨らんでいます。
オトシンネグロのオスとメスを一緒の水槽で飼育していれば自然と繁殖行動に移るため、こちらから特に何かをする必要はありません。
しばらくすると、水槽のガラス面や水草などのオブジェに卵を産み付けますので、メスのお腹が小さくなってきたと感じたら、チェックしてみてください。
なかなか産卵してくれない時には、水換えをすることにより、産卵に移ったというケースも確認できました。
水換えは、水槽内の生物に害を与えるリスクもありますので慎重に行うようにしましょう。
まとめ
今回はオトシンクルスの繁殖方法についてまとめてみました。
オトシンクルスに限らず、熱帯魚の飼育に慣れてくると、繁殖に興味がでてくるのは飼育者の性です。
数が増えれば、それだけ飼育も大変になりますが、水槽が華やかになったりさらなる繁殖にも期待ができます。
繁殖が大変難しいといわれるオトシンクルスですが、オトシンネグロだけは例外的に繁殖がしやすいので、積極的に挑戦してみてもいいかもしれませんね。