ヒフキアイゴは特徴的な顔に鮮やかな体色が印象的で一見、熱帯魚にも見える海水魚で人気も高い魚ですよね。
少し臆病な一面もあるけど同種で飼育すると喧嘩をしちゃうし背ビレや胸ビレなどには毒を持ったトゲがあるので注意しないといけない魚と情報が忙しい魚でもあります。
比較的、丈夫な魚と言われていますが環境次第では病気にもなります。
気付けば病気になって焦らない為にもヒフキアイゴが罹りやすい病気やその対策について調べてみました。
ヒフキアイゴの病気や対策とは?
比較的、丈夫な魚と言われているヒフキアイゴですが生きている以上は怪我もしますし病気にもなってしまいます。
気付けば病気になっていて焦ってしまう事も少なくはないのでは無いでしょうか?
そんな時の為にヒフキアイゴが罹りやすい病気の1つ『白点病』について探ってみましょう。
ヒフキアイゴがかかりやすい病気『白点病』
観賞魚を飼育していると知られる病気に白点病と言うのがあります。
白点病は熱帯魚だけがなるものだと思っていませんか?
実は白点病は海水魚にも見られる病気で淡水魚と同じく割とポピュラーな病気です。
白点病とは?
白点病は熱帯魚を飼育した経験がある人なら分かると思いますが、白点病とは寄生虫に寄生される事で発症する病気です。
これって淡水魚だけじゃないの?
と思うかもしれませんが、海水魚も白点病になる事があります。
ただし、淡水魚との違いは寄生虫が違うと言うところで淡水魚の場合はウオノカイセンチュウが寄生する事で発症しますが、海水魚の場合はクリプトカリオン・イリタンスに寄生される事で発症します。
白点病の症状
基本的に白点病の症状は淡水魚も海水魚も変わりはありません。
寄生されると体に白い斑点が目立ってきます。
成長してくると宿主から離れてシスト化して分裂による増殖をして再び寄生していきます。
この一連の流れは淡水性の白点病にも言える事で大きな違いはありません。
白点病の原因
基本的な白点病は淡水魚も海水魚も変わりありません。
むしろ淡水か海水かの違いくらいです。
何が原因でなるのかと言うと溶存酸素量や温度に水質などがあげられます。
広大な海は極端に酸素が足りなくなる事や水質が変わる事が無いため罹りにくいですが、閉鎖的な飼育環境では水温や水質の変化に溶存酸素量が減ってくるなどの障害が出てきます。
ヒフキアイゴはこう言った環境の変化に弱い一面があるので白点病になってしまう事があります。
白点病になった時の対策とは?
もし白点病になったらどうしたら良いのか?
淡水魚と同じような治療をすると逆に悪化してしまう危険性が高まります。
淡水魚の場合は水温を一時的に上げる事でウオノカイセンチュウが弱っていきますが、クリプトカリオン・イリタンスが好む温度は25〜30度の温度を好むので淡水魚と同じような方法は取れません。
薬浴などで治療しましょう。
また白点病にならない様な対策としては殺菌灯の常設、水量を増やす、水温管理、水流ポンプなどを利用しましょう!
まとめ
海水魚だから白点病にならないだろうと安心していると発症してしまいます。
飼育環境を整えて病気にならない環境作りをしヒフキアイゴが生活しやすい様に飼育してあげましょう。