タイが原産の熱帯魚ベタ。
闘う魚、闘魚として知られており、雄同士を同じ水槽に入れてしまうと喧嘩を始めてしまうことから、このように呼ばれるようになりました。
そんな気性とは裏腹に、美しい体色とヒレが魅力的で世界中でペットとして飼育されています。
そんなベタですが、飼育時に水質管理やストレスを与えることで弱ってしまい、感染症などの病気かかってしまうので注意が必要です。
ここではベタがポップアイになってしまった時の対策としての、塩浴やココア浴の方法についてご紹介しましょう。
ベタがポップアイに!?塩浴はどうしたらいいの?
ベタの目が飛び出して来ている症状をポップアイといい、細菌のエロモナスに感染することによって発病します。
この症状を見つけたら早めの治療で治すことが出来ます。
一つ目の対策は塩浴です。
塩の殺菌効果が期待でき、塩分が新陳代謝が活発にしてくれますので初期症状の時に効果が期待できます。
方法は別の水槽を準備して、水1ℓに対し塩5gを入れます。
エアレーションでベタの負担も減らせるので使用してください。
その後は回復状態を確認しながら1週間ほど続けてみます。
ベタがポップアイに!?ココア浴の方法は?
二つ目はココア浴です。
塩浴と同様にポップアイの初期症状に効果が期待できます。
ココアも塩と同じように殺菌効果が期待でき、整腸作用もあるので便秘気味のベタにはダブルで治療する事が出来ます。
ココア浴の方法は、市販の純ココアを使い、水1ℓに対しココアは0.3g入れます。
直にいれずに、お湯でしっかりと溶かしてからゆっくりと水槽に入れてあげます。
水槽のろ過は止めておき、ここでもエアレーションをかけてあげましょう。
ココア浴をすると急激に水質が悪化するので、水換えが1日一回は必要になります。
ココア浴の期間は3日間くらいです。
その後は徐々にいつもの環境に戻してあげましょう。
まとめ
このようにベタのポップアイには塩浴やココア浴が効果が期待できることがおわかりになったかと思います。
症状が出る前に、毎日の水質管理と温度管理をしっかり行うことが予防になりますので、ベタの観察も毎日してあげてくださいね。