美しい黄色い体を持つキイロハギと呼ばれる魚を知っていますか。
この魚はニシダイ科の中のヒレナガハギ属に含まれます。
そのため、口がやや突出していたり、背鰭と臀鰭が著しく大きいという特徴があります。
クログチニザやモンツキハギといった黄色の体を持つ魚はいますが、これらは成長すると色が変わってしまします。
しかし、このキイロハギは成長とともに色が変わることはなく、一生黄色の体を持ちます。
中央太平洋に生息していることもあって、日本でもその姿を捉えることができますが、観賞魚として日本に入ってくるものの多くは、ハワイから捕獲されたものになります。
観賞魚ということもあって飼われう方も多くいると思いますが、やはり他の魚も一緒に飼育したいと考える方もいるでしょう。
では、キイロハギは他の魚と飼育しても良いのでしょうか。
キイロハギと臆病な性格のシマヤッコとは混泳できるの?
ヤッコ類の中でも人気があるシマヤッコとは混泳できるのでしょうか。
シマヤッコは比較的深い岩場に住んでおり、ナンヨウハギと同様に非常に臆病な性格をしています。
少しでも驚いたりするとすぐに岩場の隙間に隠れてしますという臆病な種類になります。
そのため、他の海水魚をいじめることもあまりないため、キイロハギとの混泳は可能と言われています。
キイロハギとナンヨウハギは混泳できるの?
観賞魚として飼育するならば、色鮮やかな魚を同じ水槽に入れたいですね。
そこで思い浮かぶのが青い体を持つナンヨウハギです。
こちらは、映画「ファインディング・ニモ」に登場するドリーと呼ばれていた魚です。
活発な魚と言われていますが、性格は穏やかなナンヨウハギはキイロハギと一緒に飼育できるのでしょうか。
一般的には可能と言われています。
キイロハギも性格が温和であるため混泳には向いている海水魚だからです。
基本的にはどの海水魚とも相性が良いとされています。
ただし、同種のハギ類やニザダイなどとの混泳には向いていないと言われていますが、ハギ類であるナンヨウハギは例外で、相性が良いとされているので、問題ありません。
まとめ
観賞魚を混泳させるというのはよくあると思います。
混泳させるときには、縄張り争いなどが起こらないように大きな水槽を用意しましょう。
そうすることでストレスを与えることがなく、長生きさせることができます。
キイロハギを買われる際は、ナンヨウハギやシマヤッコなどと混泳させてみてはいかがでしょうか。