鮮やかな黄色の身体を持ち、口がやや突出しているという特徴を持つキイロハギという魚を知っていますか?
こちらの魚は、観賞魚として非常に人気があります。
中央太平洋に生息しているので、日本でも見ることが出来ます。
黄色の身体を持つハギは他にもいますが、成長と共に色が変わります。
しかし、このキイロハギは一生黄色の身体で過ごします。
観賞魚として人気があるため飼われている方もいると思いますが、他の魚と一緒に飼育してもよいのでしょうか。
キイロハギはどのような性格?
キイロハギを水槽で飼育すると、水槽内を常に泳ぎ回っているほど活発です。
泳ぎ回ることで食べれそうな藻や海藻を探して食べています。
性格としては非常に温和で混泳には適している海水魚と言えます。
同種混泳は基本的には問題ありません。
自然界でもキイロハギは群れで行動することが多いので、喧嘩をすることはありません。
しかし、少数での飼育は喧嘩することもあるので、キイロハギを複数飼育するのであれば5匹以上入れることにしましょう。
その他ハギ類も同様に混泳できますが、身体の大きさに差があるといじめられる可能性があるため、出来るだけ同じ大きさで飼育してあげましょう。
では他の種類の魚とは混泳できるのでしょうか。
キイロハギは基本的にはどの魚とも仲良くするため、他の種類の魚でも混泳することが可能です。
気を付けるべき点は、数を多く入れないことです。
また、キイロハギも縄張りを作るため小さい水槽で飼育する際は、混泳する海水魚の数を増やしすぎないようにしましょう。
ヤッコ類と混泳させる際は、先にキイロハギを入れて縄張りを作らせてから入れるようにしましょう。
そうすることでいじめられる可能性を減らすことが出来ます。
最後に、サンゴとの混泳です。
キイロハギは非常にサンゴとの混泳に適している魚になります。
サンゴに食害を及ぼすことはありませんし、キイロハギの美しい黄色がサンゴの美しさを引き立ててくれます。
キイロハギを飼育する際はサンゴも入れてみてはどうでしょうか。
まとめ
他の種類の魚と一緒に飼育することが出来るため、複数の海水魚を飼育したい方にはおすすめな魚です。
ストレスや病気にかかりやすいという点はあるため、そこだけ意識してもらえれば、長生きさせることができます。
ぜひ、海水魚を飼育したいという方はキイロハギを飼ってみてはいかかでしょうか。