ミクロラスボラ・ハナビは、比較的あたらしいコイ科の熱帯魚です。
発見されたのが2006年の8月頃で、学名の決定は2007年なので、本当につい最近の発見という事ですね。
初入荷の当時、色彩が独特で世間を騒がせました。
日本のみに留まる事なく、海外でも話題となった熱帯魚です。
色彩が独特というのは、体の色はダークブルー。
イエローのスポット模様が入っています。
その模様から「夜空に輝いている花火」とロマンチックに例えられているのです。
別名、ギャラクシーとも呼ばれています。
ミクロラスボラ・ハナビは混泳できる?
綺麗な模様が特徴のミクロラスボラ・ハナビですが、もう一つ、大きな特徴があります。
それは、その大きさです。
成長したミクロラスボラ・ハナビでも、2㎝程度にしかならないのです。
とても小さな熱帯魚なのですね。
ですから、大きな魚とは混泳に向いていません。
さらに、小型の熱帯魚と言われているネオンテトラなどと比べても、とても小さい熱帯魚です。
混泳をさせた場合、奥の方へ隠れてしまうので、エサを食べられなくなってしまう場合もあります。
エサの争奪戦がスタートした時に躊躇してしまって前に出られないのです。
しかし、悪さをする性格ではありませんので、サイズが同じくらいの熱帯魚であるなら混泳もあまり心配はいりません。
とは言っても、やはり混泳はオススメできないのです。
理由としては、性格そのものが臆病なので「姿を見せなくなってしまう可能性が高い」と言われています。
綺麗な熱帯魚なので、じっくりと観察をしてみたいと考えている場合は、単独で飼育する事をオススメします。
まとめ
「夜空に輝いている花火」というロマンチックな例えをされ、ギャラクシーと呼ばれているとは、とても素敵な印象を持つ熱帯魚ですね。
ギャラクシーというのは、とても壮大なイメージですが、ミクロラスボラ・ハナビそのものの性格は臆病というのも、なんとなくギャップが魅力的な感じもしますね。
姿を見せなくなるほどに臆病という事なので、できるだけ単独で飼育してあげたほうが、ストレスもかからないでしょうし、良いのでしょうね。
守ってあげたいという印象のとても強い熱帯魚です。