混泳というのは、一つの水槽の中で数種類の熱帯魚を一緒に入れる事です。
アクアリウムを見た事がある方は多いでしょうからご存知だとは思いますが、混泳はとても綺麗なので、アクアリウムの楽しみは何倍にも膨らむ事となります。
しかし、相性の良くない熱帯魚を混泳させてしまうと、様々なトラブルが起きかねません。
そこで、混泳をする場合にはどの熱帯魚と、どの熱帯魚の相性が良いのかをきちんと把握しておく必要があるのです。
ラスボラとベタは混泳できる?
ベタといえば、とても人気のある熱帯魚ですね。
美しい尾を持っている小さな熱帯魚!と覚えている方も多いのではないかと思いますが、ヒレが短いベタも存在しています。
改良がとても盛んなのが特徴なので、新しいベタは次々と生み出されていくのです。
「でも、ベタって小さな瓶の中で飼育できるんじゃないの?って事は混泳なんてするの?」そう疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、小さな瓶のような環境でベタを飼育していると、その飼育環境はあまり良い物ではなくなっている可能性が高いです。
水は汚れるし、ただただ小さな瓶の中で生きているだけ。
そんな可哀想なベタもたくさんいるのです。
もちろん、小さな瓶やコップでもベタの飼育はできますが、スキルが高くなければ難しいという事は覚えておいていただきたいかなと思います。
お店で小さな瓶の中で飼育されているベタは、店員さんのスキルが高いのできちんと飼育できている場合が多いのですね。
混泳の場合に気を付けたい事としては、自分と似ている魚には激しい攻撃を仕掛けるという事です。
ベタは縄張り意識が強くて気も強いのが特徴です。
自分と似ている熱帯魚、グッピーなどですね。
それらの熱帯魚は攻撃されてしまう心配があります。
それに、ラスボラとも混泳は向いていないと言われています。
ラスボラとグッピーは混泳できる?
グッピーは、メダカの仲間です。
知名度的には非常に高いですね。
きっと、アクアリウムに興味のない方でも何度か名前を聞いたことがあるのではないかと思います。
好き嫌いはせず、なんでも食べてくれるのが特徴です。
性格は大人しく、他の魚に対していじわるをしたりする事はありません。
しかし、その大人しさのせいで、混泳させる熱帯魚が意地悪だと、尾をボロボロにされてしまう事まであるのです。
ラスボラは、グッピーとの混泳に向いていると言われている熱帯魚です。
性格も温和なので、グッピーを攻撃する事もありません。
ラスボラもグッピーも、とても美しく可愛らしい熱帯魚なので、素敵なアクアリウムになりそうですね。
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— ひかたん┃てとら@アクアリウム (@molumolu_light) 2018年6月10日
まとめ
熱帯魚って、顔の表情が変わらないですし、お店などで見ているだけではなかなか性格までは分かりませんよね。
しかし、他の生き物と同じように、強い個体、控えめな個体など、様々な個体が存在しているという事が分かります。
相性の良し、悪しで、アクアリウムの中が大きく変わるので、大切な熱帯魚のためにも、きちんと調べて混泳させてあげるようにしたいですね。