ハタタテハゼといえば、名前の通り旗を立てているようなとても特徴的な長い背びれをもっていることで有名な海水魚です。
体色もとても美しく、体の後ろのほうにいくにつれて白から赤に変わっていく鮮やかなグラデーションでとても人気があります。
特に女性の方に人気があるようです。
病気に強かったり、餌もいろいろ食べてくれるなど、飼育のしやすい要素が多く、初心者にもおすすめできる海水魚でもあります。
しかし、ハタタテハゼが餌をたべないという現象が発生することがあるようです。
果たしてなぜ餌を食べてくれないのでしょうか。
またその時にはどんな対策方法が考えられるのでしょうか。
今回はハタタテハゼが餌を食べない原因やその対策方法についてまとめてみたいと思います
ハタタテハゼが餌食べない時には?
ハタタテハゼは冷凍餌でも人工飼料でも食べてくれます。
餌付けも比較的簡単な部類に入りますので、人の手から餌を食べるようになるにはさほど時間はかからないと思います。
しかし、ハタタテハゼはとても臆病な性格をしているという特徴があります。
人間になれていないハタタテハゼだと、水槽に誰かが近付くだけで、岩陰などに隠れてしまう場合もあります。
このため、ハタタテハゼよりも大きいサイズの生物や、攻撃的な生物と混泳をさせている場合、餌を与えても、隠れたまま出てきてくれない時があります。
ですので、ハタタテハゼとの混泳を試みる際は、ハタタテハゼよりも小型のハゼやカクレエビなどがいいでしょう。
また、餌付けのコツとして、一か所に集中して餌を投入するのではなく、すこしばらつかせた方が、うまくいきやすいです。
まとめ
今回はハタタテハゼが餌を食べない原因やその対策方法についてまとめてみました。
ハタタテハゼはとても温厚な性格で、他の魚を襲ったりすることはめったにありません。
しかし臆病な性格でもあり、混泳させている生物の種類によっては、岩陰などに引きこもり、餌すら食べないということもあるようです。
ですので、飼育に慣れるまでは単独で飼育する、もしくは同じハタタテハゼとペアで飼育するのが無難かもしれません。