グッピーの稚魚の選別方法について今回お話したいと思います。
まず、なぜ選別が必要なのでしょうか？
選別が必要な理由は、産まれる稚魚の多さに関係しているようですが、2つの理由が挙げられるようですので、ご説明させて頂きます。
グッピーの稚魚を観察する選別方法
そもそも、グッピーは、ミリオンフィッシュと呼ばれているようですが、なぜこのような呼ばれ方をするのかと言いますと、グッピーの稚魚は、次から次と産まれるそうで、1度に2～3回続けて稚魚を産むこともあるようです。
グッピーの親の大きさにもよるそうですが、まれに100匹の稚魚を産むメスもいるそうですから、驚きですね。
グッピーの稚魚の選別方法については、後から具体的に述べますが、2週間から1ヵ月の間、稚魚をよく観察することから始まるようです。
グッピーの稚魚の選別の目的と方法
仮に100匹稚魚が産まれた場合、そのすべての稚魚を飼育することは可能なのでしょうか？
グッピーの親が何匹もいた場合、水槽内には、稚魚がどんどん増え続け、あっと言う間に、水槽は稚魚でいっぱいになるでしょう。
そのため、飼育しきれなくなり、処分しなくてはならないようになるでしょう。
無駄な命を産まないよう、命を犠牲にすることがないよう、稚魚の数を最小限に抑えるというのが、選別の目的のまず1つ目になると思います。
グッピーの稚魚の具体的な選別方法
グッピーを購入するのでなく、自分で好みのグッピーを作ってみよう、あるいは、この品種を系統だって維持しようと思った場合、グッピーの処女メスが必要となってくるそうです。
その処女メスの確保のために、グッピーの選別が必要である、というのが2つ目の理由のようです。
選別方法ですが、稚魚が産まれて、大体2週間～1ヵ月の間に選別するのが良いようです。
遅くとも、オスの生殖器が出来上がる前に、メスとオスを別々にする必要があるようです。
オスの生殖器ができてしまった後では、処女メスを確保するのは難しいようですので必ず、産まれて2週間から1ヵ月の間に、稚魚の選別をするようにしましょう。
まとめ
稚魚の選別方法ですが、尾ひれの上部に黒い点があるのがメスで、オスには黒い点はないという、はっきりとした選別方法があるので、オスとメスを選別する方法は、いたって簡単と言えるでしょう。
また、メスは尾ひれが丸みのある形ですが、オスのほうは尖った尾ひれをしているそうです。
最も簡単な選別方法は、黒い点を探すことでしょう。
黒い点があるメスの稚魚は、オスと一緒に飼育するのでなく、別の水槽に移して飼育するのがおすすめのようで、オスとメスは別々に飼育するのが理想とのことです。
