熱帯魚の中でも人気の高いグッピーですが、初心者にも育てやすい分、繁殖しやすいことを知っていますか?
意図しない繁殖に困っている人も少なくないようです。
どんなに可愛くても増えすぎると、グッピーたちもかわいそうですし維持費もその分掛かってくるので飼い主側としてもなるべく避けていきたいところですよね。
今回はグッピーの繁殖しないための方法と万が一、増えすぎたときの対処法を紹介します。
繁殖を抑える方法はある?
まずはなぜ繁殖しやすいのか理由を説明していきます。
1つ目、グッピーは安定した水質、水温が保たれていて定期的に餌を食べて健康的な状態であれば簡単に繁殖しまいます。
そしてグッピーは卵を産まずメスのお腹の中で稚魚が生まれるので、卵の段階で他の生き物に食べられる心配がありません。
またグッピーの稚魚は他の熱帯魚の稚魚と比べるとサイズが大きいため小さめの餌なら食べることができ、その分生き残る数も増えます。
もう一つの理由として、グッピーには繁殖期というものがありません。
水槽内の環境が整っていれば常に繁殖期のようなものなのです。
繁殖を抑える方法としては、まずオスとメスを分けて飼育する方法です。
性別の見分け方は?と疑問に思っている方はカラフルな尾ひれを持っているのがオス、地味な色や形をしたのがメスなので繁殖を抑えたい場合はオスを多めにするとよいでしょう。
ただ、オスとメスを別々にするための水槽を用意するのは大変、同じ水槽内で隔離していてももしものことがあると心配している方は稚魚の隠れ家になる水草などの装飾品を水槽から抜くことで多少、繁殖を抑えることができます。
そうなれば、稚魚が大きい魚に食べられてしまうのでは?とてもかわいそうに感じますが、より丈夫で強い個体が生き残り、実際に自然界にも存在する生き物のあるべき姿です。
また、増えすぎた!と困っている場合はペットショップやアクアリウム専門店で引き取ってもらえるところもあるようです。
多くの店舗では無償で引き取ってくれるようですので、どうしても増えすぎた場合は確認の連絡をしてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
飼い主が気をつけていても、増えてしまうこともあるので仕方のない事ですが、絶対に川や湖などに逃がさないようにしましょう。
そうならないために今回の記事を参考にしてくださいね。