イギリスに住む植物学者グッピーが発見し名付けたとされるグッピー。

ミリオンフィッシュなる異名をもらうグッピーは、ただ育てやすいだけの熱帯魚ではありません。

食欲旺盛で、水槽が変わってもその食欲は衰え知らず。

それだけに、ほかの熱帯魚に比べ、繁殖能力が高く、油断すると水槽の中はグッピーだらけになることも少なくありません。

全長約5センチ。

色鮮やかな色彩があるものがオス、地味な色合いがメスになります。

わずか5センチの小さな身体でも、増え続ければ、大変なことになってしまいます。

増えてしまったグッピーはどのように対処すれば良いのでしょうか。

また、高い繁殖能力をコントロールする方法はあるのでしょうか。

グッピー 間引き 方法

グッピーの間引き方法を2つ紹介

増えすぎたグッピーは、間引きするしか、グッピーの命を助ける方法がありません。

間引きと聞けば、ネガティブな発想を思い浮かべがちですが、まずはグッピーを購入した熱帯魚ショップに、引き取ってもらえるサービスがあるかについて問合せてみましょう。

次に、グッピーのエサの回数を減らすことになります。

エサを減らすと、グッピーは食欲が満たされず、食欲を満たそうと稚魚を食べることを考えます。

自分の命を助ける手段を食べることによって補うのは、自然の摂理になります。

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グッピーを間引きした後の上手な飼育方法は?

グッピーは、1回の出産で10数匹の赤ちゃんグッピーが誕生します。

それを2~4回ほど繰り返しますので、そのままにしておけば、水槽の中はグッピーだらけとなってしまい、ほかの熱帯魚の居場所がなくなることにもなりかねません。

そんな時には、間引きを行いましょう。

方法は、オスとメスを分けることです。

分けてしまえば、出産する心配もなく、安易に増やしてしまうこともありません。

方法は、2つ。

まず、1つ目は、2つの水槽を用意することです。

オスの水槽、メスの水槽と分けてしまえば、高い繁殖能力をもっていたとしても、増えることはありません。

2つ目は、大きめの水槽を用意することです。

1つの水槽でオスとメスを入れて楽しみたい時は、大きめの水槽と水槽の中を区切るセパレータを用意しましょう。

オス、メスの割合に応じて、セパレータで区切れば、オス、メスのグッピーを一つの水槽で飼うことができます。

まとめ

もっともポピュラーな熱帯魚グッピーの寿命はわずか1年。

短い生涯を健康に、ストレスなく育てるために行う間引きは、飼い主の責任でもあります。

小さな命を無駄にしないよう、早めの対策を行うことをおすすめします。

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