グッピーを繁殖を目的で飼育をしていなくても、気がつくと稚魚が産まれていて慌てたという飼い主も比較的に多くいるようです。

それもそのはずで、グッピーは魚ですが、他の魚のように卵をどこかに産み着けるのではなく、稚魚をお腹の中で孵して水中に出産する「卵胎生メダカ」という特徴を持っている熱帯魚です。

他の魚が卵を産んだなら親魚が卵を守ったり、卵を見かけたりすることで飼い主は準備できるのですが、グッピーは直接出産を行うので、できれば妊娠しているのかを事前に知ることができれば慌てることなく準備できますね。

グッピーの妊娠の兆候はどのようなものかご紹介させて頂きます。

グッピー 妊娠 兆候

グッピーの妊娠の兆候の見分け方

グッピーは接合して約3週間~4週間で出産をするのですが、大体の場合は接合時期が分からないので、これはあまり目安になりません。

そのため妊娠の兆候を知っておくこは大切ですね。

グッピーの妊娠を知る方法として、お腹が黒くなっていればそれが妊娠の兆候だとよく言われていますが、必ずしも黒くなるとは限らないため、それのみを目安にしていると、妊娠していることに気づかないままある日突然、出産の日を迎えて慌てて準備するということになりかねません。

それよりもっと分かりやすいのは、お腹が大きくなってきたかどうかを確認することをおすすめします。

それは妊娠の兆候か、もうすぐ妊娠しますよ!と判断できる材料になるからです。

他にはオスがメスの後ろを追い回すようなら妊娠している可能性が高いといえます。

ただ、オスとメスが同じ水槽で泳いでいるのなら、いつでも妊娠することはできる状態なので、飼い主は前もって出産の準備をしておくことに越したことはありませんね。

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まとめ

グッピーは妊娠の兆候よりも、出産を間近の兆候のほうが気づきやすいかも知れません。

たとえば水槽のガラスにくっつくようにして上下に泳いだり、または水槽の底でぼんやりするといった行動を示すかと思えば、急に猛スピードで泳ぎだしたり、他の魚が近づくと逃げる、隠れるなどだいぶ落ち着かない、神経質な様子を示します。

このような行動に気づいたら別の水槽や産卵箱に移してあげましょう。

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