飼っているドジョウがいつもと様子が違い、もしかして病気かも…と心配されている方もいると思います。
そのような場合、ドジョウがどんな病気にかかっているのか、治療するにはどんな事をすれば良いかが早く知りたいと思います。
ドジョウの病気の種類や治療について調べてみましたので、宜しければ参考にしてみて下さい。
ドジョウの病気の種類は?
ドジョウの病気の種類を見ていきましょう。
ドジョウの病気の種類は「白点病」、「エロモナス感染症」、「水カビ病」というのがあります。
それぞれの病気の特徴ですが、一つずつ見ていきましょう。
まずは白点病ですが、ドジョウの体がポツポツと白い点で覆われてしまいます。
次にエロモナス感染症ですが、体の表面が充血する、うろこが逆立つ、目が飛び出すなど様々な症状があります。
最後に水カビ病ですが、体の周りに白いフワフワしたものがまとわりつく病気です。
ドジョウが病気になると、体の様子や動き、エサの食べ具合や呼吸の速さなど様子がいつもと違いますので、ドジョウの様子をよく観察して病気を見極めて下さい。
ドジョウは丈夫な体であまり病気にはなりにくいと言われていますが、水槽飼育の場合は閉鎖的な環境の為、ドジョウは病気にかかる事がよくあります。
ドジョウの病気の治療はどのように?
ドジョウの病気にはどのような治療法があるのでしょうか?
ドジョウは基本的に薬浴で治療します。
病気のドジョウが1匹なら水槽を別に用意し隔離します。
多数発症している場合は、本水槽で薬浴してください。
薬には色々種類がありますが、効能やどの病気に対応できるか確認しながら選ぶと良いでしょう。
また水温を上げるとエラからの薬の吸収速度が上がり、薬浴治療の効果が更に高まります。
ヒーターで水温を上げるなどしてみましょう。
水温に関しては一つ注意点があるのですが、エロモナス感染症のポップアイ、松かさ病、鰭赤病や赤斑病などの菌は、水温が上がると活発になってしまうという事なので、その場合水温をあげる事は出来ません。
治療が遅くなると致命的になる場合もありますので、ドジョウの様子がいつもと違うと思ったら早めに対応してみて下さい。
まとめ
ドジョウが病気だと思ったら、1匹や重症な様子ならすぐ隔離水槽に移動させましょう。
そして病気の治療に適した薬を適切な量で水槽に投入して、薬浴治療をしてみて下さい。
ドジョウの病気の原因は、餌のやりすぎなどの水質悪化や、急激な水温上昇が原因といわれています。
日頃から水質や水の温度をチェックしながら飼育すると、病気を未然に防ぐことが出来ますので、注意しながら飼育してみて下さいね。