ドジョウを水槽で飼っていて体が白くなってきたという場合には、体調不良や病気の可能性があります。
ドジョウの白くなる病気としてどのようなものがあるのか、膜がはるとどのようなってしまうのかを紹介していきます。
ドジョウが白くなる病気にはどんなものがある?
ドジョウが白くなる場合には免疫力の低下・体調不良や病気が考えられます。
今まで飼育されていた環境や水温と全く違う場所に移されると、ストレスを受け体調不良になってしまいます。
その他に病気として、水カビ・白点病・白雲病などがあります。
水カビは、健康なドジョウが発症する事はありませんが、なにかの原因で体やヒレが傷つき、真菌類が体の表面で繁殖しカビが繁殖することがあります。
悪化すると体全体が覆われ、エラについてしまうと呼吸ができなくなり亡くなることがあるようです。
白点病は、ウオノカイセンチュウと言う繊毛虫の一種が寄生することでおこります。
白い斑点に見えるのは寄生されているということになります。
白点病をおこしているドジョウを水槽で飼育していると、他の金魚などにも寄生するので注意しましょう。
白点病をおこしている場合には、砂利や壁などの身体を擦りつけていることがあるのでよく観察しておきましょう。
膜とは?
ドジョウの体やウロコにモヤッやっとした斑点ができ、その後その体を覆う事があります。
体を膜が覆う病気は白雲病と言われ、食欲が落ちてしまったり元気がなくなり、水槽の底でじっとしてることが増えてきます。
白雲病は、細菌の寄生でおこり進行も早く、膜が体を覆ってしまった状態で放置すると1~2週間で衰弱したり窒息してしまう可能性もあるようで早めの対処が必要です。
ドジョウが白くなり膜がはっていることに気付いた時には、別容器に移し薬浴を行ないましょう。
他の金魚などにも感染する可能性があるので、元いた水槽の水を換えたり、フィルターを掃除した方が良いでしょう。
ドジョウが白くなり元気がない・改善が見られない場合には、ペットショップなどで相談してみましょう。
まとめ
ドジョウが白くなる原因として、体力や免疫力の低下が考えられます。
それ以外に、水カビ・白点病・白雲病という病気にかかっている場合もあります。
中でもドジョウの体を膜が覆う病気白雲病は進行が早いので、早めに対処していくことが大切になってきます。
ドジョウをよく観察し、水槽の水換えや薬浴を行ってあげましょう。