明るい色合いと模様が可愛らしく、とても人気のある魚であるカクレクマノミ。
飼育している方や、飼育したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、カクレクマノミがかかりやすい病気についてご紹介しておりますので、どんな病気があるのかを事前に知っておきましょう。
カクレクマノミの飼育で気をつける病気について
カクレクマノミを飼育していると、いつもと様子が違うな、今日は調子が悪そうだなと思って心配になることがあるでしょう。
カクレクマノミがどんな病気にかかり、どのような症状が出るのかを知っておくといくらか安心ですのでご紹介します。
ペットショップで買う時に気をつけたい病気は「カクレ病」です。
カクレ病とは、移動直後のカクレクマノミがかかりやすい病気であると言われています。
ペットショップに入荷するまでに、カクレクマノミはトラックなどで移動をします。
その移動にかかる負担やストレスなどで、カクレ病が発症してしまうのです。
カクレ病になると、体表が白くなったり、ヒレをたたんで痩せていくなどの症状が見られますので、ペットショップで買うときは入荷直後のものは避けるとよいでしょう。
他にも気をつけたいのが、カリフラワー病という病気です。
カリフラワー病は体にできた傷に、細菌が繁殖することによって、白い綿のようなものが出来てしまう病気のことです。
放っておくとカリフラワーのように見えるようになるため、この名前がついています。
体表の傷で繁殖するので、カクレクマノミを網ですくう際に気をつけてあげたり、身体を傷つけやすいアクセサリを設置しないようにするなど工夫してあげる必要があります。
また、ヒレが白くなったりヒレがボロボロになってしまう尾ぐされ病という病気も存在します。
こうなってしまった時は、抗生剤などをつかって薬浴させてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はカクレクマノミのかかりやすい病気についてご紹介いたしました。
病気にかかるに越したことはありませんが、事前に症状や治療法を知っておくことで、早期発見と短期治療に繋がりますので、カクレクマノミがかかる病気についてはよく知っておくとよいでしょう。