ドジョウの種類はとても多いです。
もともとはアジア原産ですが、今ではヨーロッパなど欧米でも人気が高く、たくさん飼育されています。
日本では水田や用水路などで野生の個体も見ることができますが、ペットとして自宅で飼育する方も多いです。
ドジョウの飼育をしてみたい方にとって、最終的な大きさや成長速度などはとても気になるポイントですよね?
今回はドジョウを飼育するにあたり、その大きさや成長のスピードなどについて調べてみました。
しばらくお付き合いくださいませ。
ドジョウを飼育する際の大きさは?
ドジョウはコイ目ドジョウ科に分類される魚で、その種類はとても多いです。
種類によってどのくらいまで大きくなるのかが違いますが、ドジョウはだいたい2~3年で成熟します。
早いものではなんと、1年ほどで成熟することもあるようです。
多くは1年目に8~12cmほどに、2年目に約10~12cmまで成長するようで、一般的にはメスの方が大きくなります。
日本で多くみられる、そして飼育されている種類にはマドジョウ、ヒドジョウ、シマドジョウが挙げられます。
ヒドジョウはマドジョウの色が変異したことから生み出されたオレンジ色になる種類で、とてもキレイで可愛らしい姿をしていますよ。
マドジョウは大人の大きさでだいたい15㎝前後まで、シマドジョウは14㎝程度まで成長します。
このほか、ドジョウの中でも大型になる種類では20㎝くらいまで成長することがありますので、水槽の大きさには注意が必要です。
ご自身がどの種類のドジョウを飼育したいのかをまず頭の中で思い描いてみてくださいね。
だいたい最初は30cm水槽で高さは45㎝ほどある水槽がおすすめされています。
ドジョウは夜間とても活発に動き回ること、そして結構水面からジャンプすることもあるようなので、高さのあるものがおすすめです。
また実は警戒心が強く臆病な一面もあり、水質や気圧の変化にもとても敏感に反応して暴れやすい魚でもあります。
ちょっとした隙間からも飛び出すことがあるようなので、フタは絶対に準備しておいてくださいね。
まとめ
ドジョウの飼育に必要な飼育スペースについて、またその成長速度など、飼育を始めるにあたって考えておきたい点を少しだけご紹介いたしました。
またドジョウは単独飼育よりも群れで生活させてあげる方が向いているようなので、飼育される際には複数匹で飼育してあげた方がストレスなく長生きしてくれることでしょう。