ドジョウをご存知でしょうか?

スーパーに生きたまま売られていたりする食材ですが、若い方は、田んぼや湿地で見たことのある人は、あまりいないのではないでしょうか?

しかし、最近では一見ドジョウには見えない品種がいたり、愛嬌のある顔が可愛いと、ペットに家で飼育する人も増えています。

そのドジョウは子供の頃、つまり稚魚はどんな特徴があるのかについてお話しします。

ドジョウ 稚魚 大きさ

ドジョウの稚魚の大きさについて

ドジョウは水槽での孵化は大変難しく、親が食べてしまうので卵は親と別の場所に移して育てます。

まず、成長する過程についてお話ししましょう。

ドジョウの卵は、1.5ミリくらいのものを10万個ほど産みます。

しかし、その中で孵るのは数個です。

ドジョウは卵から孵るとほんの2.3ミリ程度から、2日ほどで黒く色が変わります。

生まれてから10日ほどで1センチに成長します。

それから、早い個体では、一年で5センチほどにまで成長し、10センチほどまで大きくなります。

大きい個体であれば、15センチを超えるものもあります。

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ドジョウの交配は、オスがメスを追いかけ、メスの体にオスが巻きつくような形になります。

しかし、人間の管理下で自然に繁殖することはなかなか難しく、食用のドジョウはホルモンを注射して強制的に繁殖行動をさせます。

ドジョウのオスメスの見分け方は、胸ビレに注目して下さい。

胸のヒレが丸い方がメス、角ばって長めのヒレがオスです。

また、オスには骨質板という太い骨のようなものがあります。

また、大きさは、稚魚のうちは変わりませんが、成長すると、メスの方がオスより一回りは大きくなります。

まとめ

ドジョウのは、1.5ミリほどの卵のから孵って、10日ほどで2.3ミリだったものが1センチまで成長します。

順調に成長すれば、10センチ以上の大きさになります。

とはいえ、ドジョウはデリケートな生き物で、水槽での繁殖は大変難しいと言われています。

10万個の卵のうち、孵るのは数個。

それが順調に成長するのも水の管理をしっかりとしないと難しいものです。

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