観賞用の魚として、「アロワナ」は、大変人気のある魚ですが、その飼育には、大きな水槽が必要なのでしょうか。
今回は、アロワナの飼育についてと、飼育しやすい小型のアロワナについてまとめてみました。
アロワナには小型の品種がいるの?
魚の飼育を始める場合には、魚の大きさや、飼育するために、どのくらいの大きさの水槽が必要になるのか、とても気になりますよね。
一般的にアロワナの飼育には、大型の水槽が必要となります。
ペットショップなどで見かけるアロワナは幼魚のため、体も小さく可愛らしいですが、アロワナは大きく成長する魚です。
小さな幼魚も、生後1年ほどで、約30㎝まで成長します。
その後もアロワナは成長を続け、最終的には、約60㎝まで成長するでしょう。
そのため、最初は小さめの水槽で飼育し、その後、アロワナの成長に合わせて水槽を取り換える必要があります。
水槽が大きすぎると、アロワナが不安を感じてしまいますが、十分に泳ぎまわるためには、ある程度の広さも必要です。
水槽の大きさに迷った時には、ペットショップの店員さんなどに相談してみましょう。
水槽のレイアウトは?
アロワナは、ストレスを感じやすい、とても繊細な魚です。
物理的な環境はもちろん、水質や餌なども工夫して、できるだけアロワナが生活しやすい環境を整えてあげましょう。
また、観賞用としてアロワナを飼育する場合、水槽のレイアウトにもこだわりたいですよね。
ですが、アロワナを飼育する場合には、水槽の中に何も入れないことをおすすめします。
なぜなら、レイアウトとして使用した石や流木によって、アロワナが怪我をする可能性があるからです。
その怪我が原因となり、病気になってしまうこともあるため、アロワナの水槽のレイアウトは控えるようにしましょう。
観賞魚として人気の高いアロワナですが、水槽のレイアウトにこだわるよりも、アロワナにとって住みやすいかどうかが、一番重要なのです。
まとめ
アロワナが小さいのは、幼魚の時だけです。
成長すると体も大きくなり、それに合わせ、大きな水槽が必要となります。
アロワナの成長をよく観察し、早めに準備しておきましょう。