海水魚を飼育するアクアリウムを「マリンアクアリウム」と呼びます。
近年は某アニメーション映画などで知られる種類も増えて、「飼ってみたい!」と思う方も増えているそうです。
でも、「そもそも海水魚を飼うってどうするの?」「初めてだしどの種類が良いのかわからない…」と思う人もきっと多いはず。
そんな、マリンアクアリウム初心者にもおすすめの魚のひとつがマンジュウイシモチです。
では、この魚のどこがおすすめなのか?という点について紹介していきます。
マンジュウイシモチは飼育初心者におすすめ!その訳は?
はじめに、海水魚は淡水魚に対して非常に繊細とされていますが、初心者のうちは餌やりや水換えの勝手が分からないために水質を悪くしてしまうことが多いので、丈夫な魚の方が飼育しやすいです。
その点で、マンジュウイシモチは比較的丈夫で病気に強い魚なので初心者にも飼いやすい魚です。
もちろん、魚が丈夫であっても水質が良いことに越したことはないので、水質を良い状態に保つように心がけましょう。
次に、マンジュウイシモチは非常におとなしい性格をしており、他の種類の魚と一緒に飼育してもちょっかいをかけることもありませんし、サンゴと一緒に飼育しても、つついたり上に乗ったりなどもしないため、非常に扱いやすい魚です。
また、マンジュウイシモチは普段あまり動くわけではなく、泳ぎ方は止まったように、ふわふわと漂うように泳ぎます。
広い空間に出て泳ぎますが、縦横無尽に動いたりはしないので観察がしやすいですね。
また、成魚になっても大きさは8センチほどにしかならない、非常に小さな種類の魚です。
さらに成長が遅いので小さいまま水槽で楽しめる魚といえます。
まとめ
海水魚はそもそも海水で飼育するので、繊細でなかなか扱いが難しいイメージが強いのですが、マンジュウイシモチのように扱いやすく飼いやすい種類もいるのですね。
成魚になっても10センチに満たないので小さい水槽でも飼えるという点は気軽でいいと思います。
もしかして、大きい水槽でとても気を付けて育てたら水族館で見るマンジュウイシモチのように体長が大きい個体に育ったりするのでしょうか。
ちょっと気になります。
当たり前のことではありますが、丈夫で手が掛からないとはいえ命を扱うわけなので、飼おうとするからにはには世話はきちんとしてあげたいですね。