いろいろな魚と混泳できる観賞魚として有名なアカヒレですが、水槽の底砂をつつくような行動を目にしたことはないでしょうか?

これはアカヒレに限らず、他の熱帯魚にも見られる行動なのですが、一体どういう意味があるのでしょうか?

あまり目立たない行動ではありますが、気になる人は気になると思います。

今回は、アカヒレの水槽の底をつつく行動についてまとめてみました。

アカヒレ 底 つつく

アカヒレが水槽の底をつつくのはエサを探しているから!?

アカヒレが水槽のつつくという行動をするのは、「刷り込み」という一種の生物の学習現象が深く関わっているようです。

「刷り込み」とは、特定の物事が覚えこまれ、それが持続する現象です。

アカヒレに限らず、観賞魚を飼育している方は、当然毎日エサを与えていると思います。

エサの量にもよりますが、底に沈んでいくエサも生じることになります。

水面のエサを食べ終わったアカヒレは、次に沈んでいったエサを探して食べます。

これを毎日繰り返すことにより、いわゆる「刷り込み」の状態になり、アカヒレはエサを与えられていないときにも、エサを探すような行動をするように次第になっていきます。

つまりアカヒレがたびたび水槽の底をつついているのは、刷り込みによりエサを探しているだけなのです。

はじめて見た方はすこし驚くかもしれませんが、さしたる問題はございませんので安心してください。

エサを探すという行動は、生物の本能ですので、正常な状態であることの証でもありますからね。

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まとめ

今回はアカヒレの水槽の底をつつくという行動になにか意味があるのかについてまとめてみました。

アカヒレが水槽の底砂をつついているのにはなにか重要な意味があると思っていた人には少し残念な内容だったかもしれませんが、ただエサを探しているという説が有力なようですね。

アカヒレだけではなく、この「刷り込み」による行動は様々な生物に見られる習性のようですので、気になった方は他の生物についても調べてみると面白いかもしれません。

前項でも述べましたが、この「刷り込み」とう現象は単なる動物の習性でありますので、病気かもしれないなどと早とちりせず、まず自分でいろいろと調べてみるようにしましょう。

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