色々な分野で社会問題になっているイジメですが、人間に限らず生物の世界にも強弱関係が存在しているようです。
飼育する側で見た目から癒しを与えてくれるアカヒレの世界のそんな関係と原因を探ってみようと思います。
なぜいじめや喧嘩をするのか!?
アカヒレは飼育しやすいのと繁殖しやすいことからとてもたくましく強い魚であることは広く知られるところです。
口に入る大きさのものならなんでも食べる雑食であることも強さの要因だと思われます。
産卵後などはオスはかたっぱしから卵も食べてしまうほどです。
生命力が強い魚ほど縄張り意識が強いのではないかと思います。
アカヒレがよく他のアカヒレを追い掛け回したり、追い込んだりしているのはこの縄張り意識から周りを威嚇する行為です。
これがイジメの様に見えるのですね。
アカヒレがたまに水槽から飛び出しているのは、音などに驚いて飛び出してしまっているのかと思っていたのですが、この威嚇から弱いアカヒレは飛び出してしまうことがあるそうです。
それもやはりオス同士に多く見られます。
時期も繁殖期によく見られるそうです。
そんなに広くもないしそんなに多くもないのにもっと仲良くしてよと思いますが、原因が縄張り意識の高さなら解決策もなんと数を増やせばいいとのことなのです。
少ないから欲張るということなのでしょうか。
数を増やすと諦めてしまうのかこの手の喧嘩はなくなるようです。
後はエサを与える頻度を減らすとよいそうです。
よくわかりません。
数を増やせば縄張りは狭くなるし、エサも頻度が下がれば摂取量は少なくなりますよね。
どうして苦しい状況に追い込まれないとやめないのでしょうね。
もっとも、イジメや喧嘩によって相手に多大なダメージを与えるわけではないのですけれども争いごとは見ているだけでも嫌なものですよね。
まとめ
熱帯魚のような小さな生物の間にも、まるで人間の様な意識の葛藤があったり、もしかしたらストレスを感じたり欲求のままに生きてみたり色々あるかと思うとおもしろいですよね。
飼育しやすいと言われるアカヒレもほったらかしにばかりはできず、ほんの少しの工夫で住みやすく生きやすい環境になるので、意外と素直さが強さの基かもしれないですね。