水質や水温の変化に強く、病気にもかかりにくいことから初心者にも飼育しやすい魚として人気な観賞魚がアカヒレです。
しかし突然、口が赤くなったり、開きっぱなしになったりして心配になる飼育者の方もいるでしょう。
果たしてこのこれらの現象は何かの病気によるものなのでしょうか?
今回は、アカヒレの口が赤くなったり、開いたままになる現象についてまとめてみました。
アカヒレの口が赤くなるのは何かの病気?
アカヒレはその名の通り、赤い尾が特徴の魚ですが、繁殖期が近付くと、口が赤くなるケースもあるようです。
ですので、口が赤くなったからといって、それだけですぐに病気と結びつけるのは少し神経質になりすぎかもしれません。
しかし、逆に赤色が薄くなってしまったときは不調のサインかもしれません。
アカヒレは基本的に水質の変化やストレスに強い魚として知られていますが、飼育環境が合わなかったり、極度のストレスを感じると、発色が悪くなる傾向があります。
ですので、発色が悪い時には、今一度、飼育環境を見直してみることをオススメします。
しかし、アカヒレは暗い所で飼育していたり、眠っているときなどは薄い色になることもあるため、必ずしも不調とはかぎりません。
アカヒレの口が開いたままなのは不調のサイン?
もし飼育しているアカヒレの中に口が開きっぱなしになっているアカヒレがいたら、顎がはずれていたり、壊れてしまっている可能性があります。
原因としては、水槽の壁にぶつかったり、異物やサイズの合わないエサを食べてしまった事などがあげられます。
しばらくして口がもとに戻り、エサも問題なく食べ始めたというケースもありますが、口が治らず、エサを食べることもできずにそのまま亡くなってしまうケースもあるようです。
飼育者にできることといえば、粒子状になっているようなエサを与えてみたりするくらいでしょうか。
まとめ
今回はアカヒレの口の異常についてまとめてみました。
アカヒレはもともと病気にかかりにくい魚ですので、口が赤くなったり、開きっぱなしになっているからといって、すぐに病気を疑うのは少し早とちりのようですね。
お気に入りのペットに何か異変が起こると心配になるのは分かりますが、一度冷静になって、きちんと調べてみることをオススメします。