アカヒレはとても病気に強い観賞魚として知られています。
その理由として、水質の変化やストレスに耐性があるということがあげられます。
しかし、飼育環境がわるければ、いかに病気に強いアカヒレであっても病になってしまうことがあります。
アカヒレが病気になってしまうと、尾びれに症状がでることがあります。
今回は代表的な病気についてご紹介したいと思います。
アカヒレの尾びれの病気
アカヒレの尾びれが不自然にまがってしまう病気
アカヒレがかかりやすい病気の一つに尾腐れ病という病気があります。
細菌に感染することで発症する病気で、尾びれが不規則な形に曲がり、溶けたようになるため、よく観察していればすぐに分かるはずです。
この病気が進行すると治療が非常に困難で、亡くなってしまうこともあるため、すぐに見つけてあげたいところです。
アカヒレが尾びれをたたんで泳いでいたら不調の証!
アカヒレが水温変化や水質の悪化などの原因で細菌に感染したりすると、尾びれをたたんで泳ぐことがあります。
ですのでもし、尾びれをたたんで泳いでいるアカヒレがいたら、それはそのまま不調のサインとなりますので、病気にかかっていないかを確認してあげる必要がでてきます。
アカヒレの尾びれが白くなったら
尾腐れ病の初期症状として、尾びれが充血したり、白くなったりします。
それが悪化していくと、尾びれが溶けてしまったりするわけです。
もし尾びれが白くなっていたら、そのアカヒレは尾腐れ病に感染している可能性がありますので、早めに対処をとるようにしましょう。
まとめ
今回はアカヒレの病気、そして尾びれに発生する症状についてまとめてみました。
アカヒレはとても病気に強く、初心者でも飼育しやすい魚として有名ですが、一度病気になってしまうと、進行が早く、別の個体に次々と伝染していきます。
病気にかかりにくいという特徴のせいで、飼育環境の管理をおこたり、病気の兆候を見落とし、気付いた時には亡くなってしまっていたという例も少なくないです。
そのため、早期発見がなによりも大切なことになります。
アカヒレだけに言えることではないですが、生物を飼育する人は、責任感を持って、生物の健康状態に気を使うようにしてほしいと思います。