ビーシュリンプの飼育に使用するソイルについては、使用上の注意点をよく理解して適切な方法での扱いをしたいものです。
ビーシュリンプの長生きや繁殖をサポートするためには、ソイルの効果的な使い方を知ることが大切になるのですね。
ここでは、ソイルの交換時期の目安や交換方法などについてご紹介します。
ビーシュリンプの水槽のソイル交換について！タイミングや方法は？
特に吸着性ソイルでは、有害物質などを吸着できる限界を超えた場合などに目詰まりを起こすため、水槽内の環境が一気に悪化する恐れがあります。
この場合、ビーシュリンプたちがポツポツと亡くなっていく状態が続き、最悪の場合全滅ということにもなりかねませんので、定期的なソイル交換を行うことが大切になるのですね。
一般的にはソイルの交換は６ヶ月程度といわれることが多いようですが、状況に応じた早めの対応が必要になりそうです。
では、どのような状態になったらソイル交換が必要になるのでしょうか。
飼育水の状態は目で見ただけでは把握しきれないものですが、水質低下の目安のひとつとして、ビーシュリンプの足の動きの変化が挙げられるようです。
ビーシュリンプなどエビの仲間はエサを食べ続けることが必要で、いつもエサを口に運ぶような足の動きをしているため、その動きが鈍くなったり足の動きが止まった場合は既に危険な状態なのだそうです。
このような状態に気づいたら、速やかにソイルの交換などを含めた水槽内のリセットを行うことが重要になるでしょう。
方法としては、水槽の水を他の容器に多めに移し、そこにビーシュリンプを移動させてから水槽の中のソイルを入れ替えるという方法が一般的でしょう。
ビーシュリンプは急激な水環境の変化に弱いため、飼育水の温度や水質に留意したり水槽内の水の再利用をすることも必要ですね。
また、気温が２５℃程度の時期に交換を行うようにすると楽かもしれません。
水槽の底に底面フィルターを設置し、その上に鉢底に敷く網やネットを置いてからソイルを敷くことで、より高いろ過効果が期待できるということです。
再び水槽にビーシュリンプを戻す時にも注意が必要で、まずは飼育水の温度だけではなくPHなども同じ状態に維持できるよう、ゆっくりと水合わせを行うようにしましょう。
まとめ
安定した水質の保持のためには、定期的なソイルの交換が必要になります。
交換の際には、水温や水質の急激な変化を避けることが重要ですので、季節としては秋がオススメという説もあるようです。
夏には水槽内の汚れも増えますので、タイミングとしては最適なのですね。
スムーズな繁殖のためにも、適切な方法とタイミングでソイルの交換をすることが大切でしょう。
秋が良いと言うのは、夏場の高水温の危険性が下がる、冬場のように作業中の低水温の心配が減るからだと思います。
秋なら水温が落ち着くので水草への負担も少なくなる、夏場の汚れも除去出来るからだと思います。
ソイルは、ツブツブでなく粉(？)のようになれば、交換時期です。
完全に粉になったら諦めて交換になります。
