アカヒレは熱帯魚店でよく販売されています。
しかし、アカヒレは熱帯魚という分類ではなく、「温帯魚」の分類になります。
そんなアカヒレは温帯魚の分類にも関わらずどんな環境下でも生きるとされている程強い魚として知られています。
以上から、飼育しやすく初心者が飼育しているのに最適です。
また、時間があまり取れない人も手間がかからない魚ですので非常に人気の魚になります。
しかし、そんな温帯魚であるアカヒレの飼育について夏や冬の環境下についてどうでしょうか？
夏や冬はどんどん気温が変化していくので水温もどんどん変化していきます。
特に冬に関しては急激に気温が下がりますので、アカヒレにはどんな影響があるのでしょうか？
今回は夏、冬の環境下に関してアカヒレの飼育の注意点を紹介していきたいと思います。
アカヒレの飼育する水温（夏）
まずアカヒレの飼育について夏の水温に関してですが、基本的に気にしなくていいでしょう。
春から夏にかけて徐々に暖かくなっていきますので、それに比例して水温も徐々に変わっていきます。
ですので、特に注意する点はないでしょう。
ただ、繁殖をするとなると夏に関しては注意点が必要です。
アカヒレの最適な繁殖の水温は25℃程度になります。
30℃超えますと繁殖に適していない水温になりまして、アカヒレ自体産卵しなくなりますので注意です。
アカヒレの飼育水温（冬）
アカヒレの飼育水温については冬が一番注意です。
アカヒレ自体活動は著しく低下しますが、水温が5℃低下したとしても生存します。
ただ活動が低下しますので繁殖はしなくなります。
また、本当に注意すべきなのは水温の急激な変化です。
いきなり5℃近く低下すると1週間近くで亡くなってしまいます。
ですので、冬に関してはヒーターを使うのが良いでしょう。
基本的にヒーターは19℃以下になると、自動的にヒーターが稼働しますので、電気代もさほどかからないので、準備してあげましょう。
まとめ
アカヒレは本当に非常に飼育しやすい魚です。
初心者にも非常に人気があり、非常に強い魚です。
しかし、アカヒレにも急激な水温変化に耐えることができない弱点がありますので、しっかりヒーターは用意しましょう。
コスト的にもヒーターが掛かるだけで、エサや他の道具についてはかかりませんので、ぜひ用意してあげましょう。
