ミドリフグを飼いたい、もしくは飼う計画を立てている方はいらっしゃいますでしょうか?
ミドリフグは海水で生きる海水魚ですが、浸透圧の違いをいかした「淡水浴」をさせることにより病気を予防する効果や、海水魚がかかってしまった病原菌の駆除などという様々な効果が期待できます!
今回はミドリフグの淡水浴の方法や時間についてをご紹介します。
ミドリフグを淡水浴させる方法
淡水浴は病気のときだけでなく、購入したばかりのミドリフグのトリートメントと同時期に行うこともおすすめです。
淡水浴は、ミドリフグをカルキを抜き、温度を合わせた淡水に入れます。
容器は小さい水槽や、ペットボトルなどを利用してもいいですよ。
ペーハー(pH)までは気にしなくてもいいそうですが、あまりに違う場合やミドリフグの様子が気になる場合は合わせてあげるといいそうです。
海水と淡水では環境が全く違うため、水槽の水から淡水に入れる際と淡水から水槽に戻すときの水合わせは入念に行ってください。
大切なことは、淡水浴中は様子を見守り、変な動きをしていないか注意しておきましょう。
淡水浴を終えたあとは寄生虫が下に落ちていないか、身体から出てきていないかなど必ずチェックを行ってください。
ミドリフグの淡水浴させる時間は?
ミドリフグを淡水浴させる時間は、1回に5~10分程度と比較的短時間で行うようにします。
淡水浴は高い効果が期待できますが、その分ミドリフグに与える影響も大きいため、10分を越えて淡水浴させないよう気をつけてください。
もし淡水浴中に身体を突っ張らせているなど不調が見られる場合はすぐに中止し元の水槽に戻しましょう。
治療目的など一度で効果が得られない場合は数日~数週間に渡り、1日一度の淡水浴をさせてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はミドリフグの淡水浴の方法や時間についてをまとめてみました。
ミドリフグの淡水浴は、水槽に入れる前に行うことで水槽に病原菌を持ち込まないという利点や海水で猛威を奮う病原菌を駆除するためにうってつけですが、時間は守るようにしてあげてください!
ミドリフグの様子を見ながら行ってくださいね。