闘う魚とも言われる、綺麗な尾ビレが特徴的なベタ。
簡単に飼育する事が出来るので、熱帯魚の中でも非常に人気が高いです。
この小さく美しいベタですが、飼育中に病気にかかることがあります。
魚の病気と言われてもピンと来ないと思いますが、実はベタがかかる病気がいくつかあるのです。
ここでは、その中でコショウ病とはどのような病気なのか、症状や原因についてご紹介していきたいと思います。
ベタがコショウ病に!?どんな症状がでるの?
ペットやインテリアとして飼育するからには愛情を持って毎日観察されているかと思います。
観察していると、ベタの体がコショウをまぶしたかのような黄色がかった無数の小さい点が現れていた事がありませんか?
これがコショウ病なのです。
初期症状は小さくてなかなかわかりにくいのですが、痒そうにしていて体を擦り付けていたり、泳ぎがいつもと違うといった行動で判別することも出来ます。
体全体に点が広がっているのはだいぶ進行している状態です。
では何が原因でコショウ病になってしまうのでしょうか?
ベタがコショウ病にかかってしまった!その原因は?
コショウ病は水質の悪化や変化、環境の変化が原因となり、別名ウーディニウム病と言ってウーディニウムという繊毛虫が寄生して引き起こされます。
体表だけではなく、エラまで寄生してしまうと呼吸ができなくなり亡くなってしまいます。
他の熱帯魚もかかりますが、ベタに良く見られる病気なのです。
この病気の予防対策としては、水質をしっかり管理する事が大切であり、水温の低下も感染の原因となる事もあるようなので注意が必要です。
そして基本的なことですが、ベタを毎日隅々まで観察してあげて異常の早期発見に努めてください。
早く見つけてあげれば、早く治療してあげることが可能になります。
まとめ
いかがでしたか?
ベタの飼育は簡単に出来るとはいっても、水質や水温の変化で病気になってしまい、進行すると生命に大きなダメージを与えてしまうこともおわかりになったかと思います。
時には医者として接してあげなければいけない場面もあります。
毎日親としてしっかりと観察してあげましょう。