腹水病という病気を知っていますか?
お腹がパンパンに膨れ上がるので妊娠と間違えやすく、見分け方がわからない人も多いようです。
この病気は先天的に内臓が弱いことが原因であったり、エロモナス菌という水槽内に常在している菌でこれにより内臓疾患で内臓に炎症を起こして水が溜まってしまう、かなり重い病気です。
また恐ろしいことに感染症の病気ですので放置していると水槽内のグッピーが全滅してしまうこともあるので注意しなければいけません。
そうならないためにも今回は腹水病と妊娠の見分け方や、対策を紹介していきます。
腹水病と妊娠の違いは?
グッピーのオスのお腹が異常に膨れ上がっていた場合はすぐに腹水病を疑うことができますが、メスの場合は妊娠なのか見分けるのが難しいですよね。
腹水病の症状の中に「白いフンをする」とありますので、水槽内に白いフンを見つけた場合は例えまだ感染していなかったとしても一度腹水病を疑った方が他の個体の感染を防ぐことができるでしょう。
そうなった場合、まずは隔離しましょう。
もちろん隔離した後も残されたグッピーに異常がないかよく観察してください。
隔離している方は水温を下げ過ぎないこと、餌のやりすぎには注意すること、塩水浴は完治まで0.5%にしましょう。
パラキソリンという薬餌もあるので病気が初期段階であれば治る見込みもあります。
またその他にも水30Lに対して純ココアを5グラム程度入れてグッピーを薬浴させる、ココア浴という方法は効果的と言われていますので試してみてください。
腹水病はかなり重い病気のため治療するのは難しいとされていますが諦めてはいけません!
今現在、飼い主ができることをしてあげましょう。
腹水病を予防するために大切なのが水質管理です。
週に1度の水換えや水温、Phチェックの検査、底砂の掃除などをしっかり行っていきましょう。
まとめ
腹水病は重病で感染力もある恐ろしい病気ですが、飼い主の行動次第では未然に防ぐことができたり、感染を広げないようにすることができるとわかったので、これからのために参考にしてくださいね。