コリドラスの特徴のひとつはその種類の多さです。
サイズや育てやすさ、寿命もさまざまでその種類は約200ともいわれています。
人気の高いコリドラスはその名のとおり目の周りが黒ブチになっているコリドラス・パンダなどがあります。
今回はコリドラスのなかでもポピュラーなコリドラス・シュワルツィという種類についてお話します。
実はこのコリドラスは、他のコリドラスとはちょっと違った特徴をもった熱帯魚なのです。
今回はコリドラス・シュワルツィを通して、さらなるコリドラスの魅力に触れてみましょう。
コリドラス・シュワルツィとは?
コリドラス・シュワルツィには身体に黒いブチがいくつもみられ、これはコリドラス特有の模様となっています。
目の上から流れるような黒ブチのラインが特徴的な見た目をしています。
同じ黒ブチラインですとコリドラス・パンクという種類がいるのですが、シュワルツィの方が背びれが長いです。
外見以外の特徴として、シュワルツィは繁殖難易度が高い点があげられます。
水槽でふつうに飼っていて増やすのは相当難しいようです。
逆に、繁殖が難しいのであまり数が増えることがなく、水質を管理しやすいというメリットが発生します。
シュワルツィが比較的飼いやすいといわれる理由のひとつです。
注意すべき点は?コリドラス・シュワルツィの飼い方
前述のとおり、シュワルツィは飼うにあたってそれほど難しい熱帯魚ではありません。
何でもよく食べるため、餌に気を使う必要もそれほどありません。
ですが、比較的大食漢なのでエサの消費量は多いかもしれません。
注意事項として、シュワルツィは水槽の底に身体をぴったりとつけて生活します。
そのため、水換えの際に底のお掃除も徹底することが求められます。
汚れていると体調を崩すことにつながります。
また、注意すべきシュワルツィの身体上の特徴として、毒を持っています。
背びれと胸びれに棘条という棘があり、相手を刺して毒をまわします。
間違っても素手で触れないよう、くれぐれも注意しましょう。
まとめ
たくさん種類のいるコリドラスですが、シュワルツィについてご紹介しました。
育てやすさを考えると、アクアリウム初心者の方にも飼いやすいのではないでしょうか?
体の模様の違いだけでもさまざまなコリドラスがいるので、興味を持った方は他にどんな種類のコリドラスがいるのか、是非調べてみてください。