アロワナを飼育していると気になるのは病気の類ではないでしょうか?
アロワナだけでなく生き物を飼うということは、その生き物のことを知らなくてはなりません。
生き物である以上、病気になることはあるのです。
その原因に関して、飼育方法に問題があるのかまたは飼育環境に問題があるのか等、飼い主たちは理解する必要があります。
アロワナの目垂れとは?
アロワナの目垂れとは、水槽内で飼育していると眼球が下を向いたままになってしまう症状のことです。
命に別状はありませんが、観賞用としての価値が下がると言われています。
この症状は水槽で飼育しているアロワナに発生することが多く、池で飼われているアロワナにはあまり見られない症状と言われている。
アロワナの目垂れが起こる原因について
目垂れが起こる原因は、水槽の中で飼育している場合にアロワナは水槽の底を見るようになります。
この症状は水族館のアロワナでも見られることから水槽の大きさは関係なく発生する可能性があるようです。
通常は水面にいる餌を見るように上を向いているのですが、水槽という環境の中では底に落ちている餌を無理矢理見ようとして、結果として目垂れになってしまうのです。
アロワナの目垂れを防止するには
目垂れは下を見ようとして起こる症状なので、水槽の底に注意を向けないように工夫することです。
底が白い場合には、ライトの光を反射して下を見てしまう可能性があるので、底が黒い水槽に変えてみるのも良いでしょう。
別の防止策として、水槽上部に注意を向けさせることがあげられます。
例えば水面にピンポン玉などを浮かせてみれば、アロワナの視線を上に向けさせることができます。
加えて上面ライトを点灯させて底よりも明るくすれば、より注意を向けさせることができるでしょう。
まとめ
目垂れという症状が起こるのは、水槽で飼育している場合が多いらしいです。
飼育する場合にはアロワナにとって自然とは異なる特殊な環境で生きていくということはストレスでしかなく、目垂れを含む様々な病気を発症してしまうのも理解することができます。
このような症状がいついかなるときにでも起こると想定して、飼い主たちは正しい知識を身につけなくてはなりません。
そして正しい対処法を実践することが飼い主たちの義務なのです。