南米に生息するナマズの仲間であるコリドラス。
熱帯魚ショップに行けば必ず置いてあるほどメジャーで、しっかり準備してちゃんと飼育できれば繁殖はそれほど難しくはありません。
そんなコリドラスの産卵の時期はいつになるのでしょうか?
周期はどれくらいでしょうか?
調べてみました。
産卵の時期と周期
コリドラスは、水槽内の環境を整えることで一年中産卵します。
水温は、基本は25℃に保つようにします。
低温よりも高温が苦手とされているので特に夏場は注意しましょう。
カルキを抜き、窒素化合物はできるだけ低く抑えます。
コリドラスは水草に卵を産み付けるので、大きめのアマゾンソードやミクロソリウムなどを植えましょう。
有害物質が出ないのであれば、隠れ家として素焼きのモノを置くのも良いでしょう。
産卵の周期
産卵の周期は個体や水槽内の環境によって異なりますが、水温が2~4度下がると産卵を誘発すると言われています。
一気に水温を低くすると、コリドラスにストレスを与えてしまい、病気の誘発につながることもあるので気をつけましょう。
産卵したらやるべきこと
コリドラスが産卵したら卵を隔離します。
隔離しないと、他の魚に食べられてしまうからです。
卵は他の水槽にうつしてもよいですし、同じ水槽内でも仕切りを付けて隔離することもできます。
卵が水草についていれば葉っぱごと取り出します。
水槽のガラス面からの取りだしは優しく爪ではがしてあげてもよいでしょう。
いつ孵化する?
水槽内の環境にもよりますが、卵は産卵してから4~5日ほどで孵化します。
孵化するまでに卵にカビが生えてしまわないよう注意しなければなりません。
ひとつの卵にカビが見つかったらすぐに撤去する、メチレンブルーなどを入れてカビの菌を殺菌するなど、気をつけることでカビを防げるでしょう。
孵化してから数日後にブライシュリンプを与えます。
2週間も経てば稚魚たちも安定し、順調に育てば1ヶ月くらいで親魚たちと同じ水槽で飼育することができます。
まとめ
コリドラスは、水温や水質に気をつけてちゃんとした環境で飼育すれば、いずれ産卵して孵化します。
購入して自分で育てたコリドラスが成魚し、その成魚が産卵に至るのはとても感動的ですよね。
ぜひコリドラスの繁殖に挑戦してみてくださいね。