ベネズエラの川に分布するコリドラスのコンコロールは、体の色が派手ではないものの独特のグラデーションを見せるのが特徴の熱帯魚です。

飼育難易度は高くないので初心者にもおすすめされる種ですが、どんな性格の熱帯魚なのでしょうか。

コリドラス コンコロール 性格

コリドラスコンコロールはどんな熱帯魚?

学名は Corydoras concolor、ベネズエラの川に分布するナマズの仲間で、非常に種類の多いコリドラスの一種で淡水魚です。

体長は最大で6㎝ほど。

背ビレと尾ビレはオレンジ色ですが、体色は個体差があったり成長すると色合いが変化することが特徴です。

人気があり流通もあるので比較的入手もしやすいと言われている熱帯魚です。

コリドラスコンコロールの性格は?

コリドラスコンコロールの性格は温和です。

おっとり、おおらか、いささか臆病、などとも言われることもあります。

ナマズの仲間なので、水槽の底層を好んで生息して沈殿する餌をゆっくり食すのですが、底床の砂を掘り起こす姿が可愛らしく、顔にも愛嬌があります。

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他の魚との混泳が可能

同じくらいのサイズであることと、コンコロールを襲わない種が原則となりますが、温和な性格のコンコロールは色々な魚と混泳が可能です。

混泳の際の注意点は?

基本、群れることを好むコリドラスなので、別種のコリドラスとの混泳も可能ですが、大食漢なため水が汚れるのが早いです。

おすすめなのは、コリドラスと同サイズか小さめの種で、コリドラス同様に温和な性格、底層ではなく上層や中層を生活圏にする魚との混泳です。

しかし、その際はそれぞれに餌が行き渡るように配慮する必要もあります。

縄張り意識が強かったり、気性の荒い種との混泳は避けることは勿論ですが、底層を好む種との混泳の場合は餌を食べる早さにも注意です。

コリドラスはゆっくりと餌を食べるので、早々に食してしまう種と混泳させるとコリドラスは餌不足になってしまいます。

また、コリドラスは水を汚しやすいので、水の汚れに敏感であったり好む水質が合わない種との混泳も向いていません。

まとめ

コリドラスコンコロールは、飼育を楽しむ人々からは「コンコロ」などとも呼ばれて親しまれています。

コリドラスは全体的に温和な性格の種が多いのですが、中には気の強いコリドラスもいます。

ロングノーズと呼ばれる鼻(口の先)が長い種は縄張り意識が強く、他の魚に攻撃をしかける種もいます。

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