真っ白な外見が特徴であるアエネウス アルビノは、コリドラスの一種で全身が白い熱帯魚です。
目立つ個体を望む方におすすめされる種ですが、飼育方法は初心者にも可能なのでしょうか?
この記事では、コリドラス・アエネウス・アルビノの飼育方法についてまとめています。
コリドラス・アエネウス・アルビノってどんな魚?
非常に種類が多いと言われるコリドラスの一種、アエネウスのアルビノですが、人の手が加わって固定化され流通しています。
分類はナマズ目、カリクティス科、コリドラス亜科、コリドラス属です。
サイズはおおよそ5㎝前後です。
昼行性で底層に生息する淡水魚。
アエネウスは南米広域に分布する魚ですが、日本に流通しているものは、ほとんどが養殖されたものと言われています。
アルビノとは遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏し、白化現象にある個体のこと言います。
「白コリ」と呼ばれ親しまれている
コリドラス・アエネウス・アルビノは、通称「白コリ」と呼ばれて親しまれています。
ちなみに、アルビノではないアエネウスは、赤胴色が主な体色で「赤コリ」と呼ばれて白コリ、赤コリ、どちらも古くから親しまれている熱帯魚です。
コリドラス・アエネウス・アルビノの飼育方法は?
アエネウス・アルビノの飼育方法は、基本コリドラスの飼育方法と同じです。
餌は人工飼料、アカムシ、イトミミズなど。
なんでもよく食べてくれます。
特にアカムシやイトミミズは好物のようですが、おすすめは底層に沈むタイプの底棲魚用の飼料です。
適した水質と水温は、中性~弱酸性、22~28℃が理想です。
同じ水槽にできれば3匹以上を入れてあげるのが好ましいと言われています。
小型の水槽から飼育可能です。
底床に使う砂は細かく角が尖っていないものが推奨されています。
他の熱帯魚のアルビノ個体に比べてコリドラス・アエネウスのアルビノは丈夫な部類に入るので、アルビノだからと特別に気を付けることはありません。
飼育をする際の注意点はコリドラスと同じです。
そのため、アクアリウム初心者の方にもおすすめされる種となっています。
まとめ
コリドラス・アエネウス・アルビノの飼育方法は、コリドラスの飼育方法と特に変わることもなく、飼育難易度は高くないので初心者にもおすすめされます。
真っ白な個体が水槽に実に映えます。
とてもメジャーなコリドラスで入手もしやすいですが、購入する際はきちんと飼育しているお店選びが重要となります。