成長するにしたがって体色が変化し、独特のグラデーションが美しいコンコロールは、コリドラスという熱帯魚の一種です。

数多くの種類が存在するコリドラスの中でも飼育難度は低めなのでアクアリウム初心者にもおすすめと言われています。

そんなコンコロールの寿命は?

なりやすい病気はあるの?

この記事では、コリドラス コンコロールの寿命や病気についてまとめています。

コリドラス コンコロール 病気 寿命

コリドラス・コンコロールってどんな魚?

  • 学名:Corydoras concolor
  • 分類:   ナマズ目、カリクティス科、コリドラス属
  • サイズ:最大6㎝ほど

ベネズエラのオリノコ川水系に生息するナマズの仲間の淡水魚です。

弱酸性の水質を好むものの、それほど水質にはうるさくなく、比較的丈夫な方で餌もなんでもよく食べるので飼育しやすい種です。

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コリドラス・コンコロールの寿命は?

コリドラス・コンコロールの寿命は、3年~5年と言われていますが、しっかりと飼い込めばもっと生きることも珍しくない種です。

個体差にもよりますが、上手に飼育することができれば5年~7年が寿命とも言われています。

急激な水温変化と水質悪化に注意

比較的丈夫と言われるコンコロールですが、急激な水温の変化や、水質が悪化すると大きなストレスとなります。

ヒレの縁部分や体の表面が白くなって溶けてしまう肌荒れ状態となってしまうので、水槽の水換えを行う時などは要注意です。

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コリドラス・コンコロールがかかりやすい病気とは?

  • カラムナリス症

部位によって、「口ぐされ病」「鰭(ひれ)ぐされ病」「尾ぐされ病」「鰓(えら)ぐされ病」とも呼ばれる、フレキシバクター・カラムナリス菌という細菌の感染による病気です。

主に見られる症状は、

  • エラの動きが早くなっている
  • エアレーションに集まる
  • 体の表面が白っぽくなる、又は白っぽいカサブタのようなものが見える
  • ヒレやエラが黄白色になる、またバサバサしていたり、溶けている
  • 充血やただれが見られる

などです。

対策としては、日頃の観察とコンコロールの体の表面に傷を作らないようにすることです。

カラムナリス菌は傷の無い健康な魚には感染しませんが、傷があるとそこから感染してしまいます。

まとめ

コリドラスは、なかなかの大食漢なので水槽が汚れやすいです。

またナマズの仲間であることから底層に好んで生息して底床を口でさらうようにして餌を探すので、水換えの際に清掃は念入りに行う必要があります。

病気にならないように行う対策自体は、それほど難しいことではないので初心者にもおすすめされる種なのでしょう。

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