ビーシュリンプ、というエビをご存じでしょうか。

エビというと、水槽の中に発生してしまったコケを食べてくれたり、他の魚の食べ残しを食べてくれたり、という性質から、「掃除屋」のイメージがある人も少なくはないでしょう。

実際、見た目も派手なものは少なく、地味なイメージを持っている人の方が多いかもしれません。

そんなエビの中では珍しく、愛らしい見た目をしていることで人気の種類が、このビーシュリンプです。

飼育が難しい、という風に言われることも多いビーシュリンプですが、実はコツさえ押えてしまえば繁殖も難しくはないエビなんです。

とはいっても、飼育自体を始めるときに環境作りは非常に重要になってきます。

やはりビーシュリンプにとって過ごしやすい環境をつくってあげないと、繁殖はおろか、飼育もできません。

というわけで、今回はそんなビーシュリンプ飼育に欠かせない水槽の立ち上げ方を紹介していきたいと思います。

ビーシュリンプ 水槽 立ち上げ方

ビーシュリンプの飼育のコツ

水槽の立ち上げ方を説明する前に、飼育のコツを押えてからの方が良いでしょう。

ビーシュリンプの飼育のコツは、水温、水質を一定に保っておくこと、が非常に重要になります。

他の熱帯魚たちよりもより一層注意を払っておくことが必要です。

水温は22~24℃程度であると言われています。

なので、水温が管理しやすい大きさの水槽を選ぶようにしておきましょう。

小型のエビだからと小型の水槽を用意してしまうと水温が変わりやすくなるので注意が必要です。

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水槽の立ち上げ方は?

それでは、気になる水槽の立ち上げ方を紹介していきましょう。

  1. まず30リットル程度の水槽を用意し、そこにバイオフィルターを設置します。
  2. その上からマットをかぶせておきます。
  3. それから、次にソイルを入れていきます。ソイルは水質を保っておくのに非常に便利なものなので、是非入れておくようにしましょう。
  4. ソイルを入れ終わったら、次は水に水を入れます。このとき、ビニール袋などを上からかぶせて水の抵抗を減らしておくと、ソイルが舞うのを防ぐことができます。
  5. 水をゆっくりと入れて、エアーを飛ばし終わると灰汁などが浮いてくるのでそれを取ってしまいましょう。
  6. 最後にエアポンプを入れて、水質が安定するまで1~2週間おいておきましょう。それで完成です。

まとめ

難しいと言われているビーシュリンプ飼育ですが、コツを押えておけば簡単にできます。

怖がることなく、注意点をちゃんと押えて、飼育してみてはいかがでしょうか。

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