皆さんはビーシュリンプというエビをご存じでしょうか。
エビというと、熱帯魚を飼育している方の中では、どちらかというと地味なイメージが強いかもしれません。
と、言うのも、エビというのは水槽内に生えてしまったコケを食べてくれたり、他の生体が食べ残した餌などを食べてくれたり、といういわゆる「掃除屋」のような役割を担うことが多いからです。
実際それはエビの役割として期待されるもので、しかも見た目がそんなに派手ではないことなどから、やはり地味なイメージが定着してしまう、というのは仕方ないことなのかもしれません。
ですが、このビーシュリンプは違います。
地味なイメージがあるエビの中では珍しく、ビーシュリンプは派手な見た目をしているエビで、赤と白、黒と白、といった模様が見られる鮮やかな見た目をしているんです。
その見た目から、女性が熱帯魚飼育に興味を持つきっかけになるんです。
そんなビーシュリンプを交配させてみたい、と言う人は少なくないようです。
やはり見た目が可愛いからこそそんな風に思う人が多くなるのでしょう。
というわけで、今回はビーシュリンプと交配させることができる種類などを紹介していきたいと思います。
ビーシュリンプと交配できる種類は?
基本的に、交配がうまくいくのは、レッドビーシュリンプなどの色が違った種類です。
これらの種類だと、色が違うだけで種類自体は同じなので交配はうまくいきやすいようです。
そのほかにはゼブラ、シャドーといった種類のシュリンプであれば交配はうまくいきやすいようです。
ただし、交配に成功したとしても、それで生まれた来た個体が生殖機能を持っているかどうかは分からないので、繁殖などは期待できないこともあります。
交配や繁殖のコツは?
交配させるときには、繁殖させるコツなども押えておいた方が良いでしょう。
まず、オスメスの比率ですが、だいたいオス3に対してメス7くらいがよいようです。
オスメスの判断が難しいときは店員さんなどに聞いてみましょう。
また、環境も大切です。
繁殖に適した水温は25~27℃で、ビーシュリンプ飼育で考えると比較的高温かもしれません。
なので、弱ってしまわないように注意もしておく必要があります。
まとめ
ビーシュリンプの飼育になれてきたら繁殖などにもチャレンジしたいものです。
長く一緒に過ごしながら、いろいろな付き合い方ができるのではないでしょうか。